中国長春国際彫刻大会紹介(1)
国際彫刻芸術交流を促進し、中国長春国際彫刻作品招待展の成果を拡大し、長春の国際的な影響力と知名度を高めるため、中華人民共和国文化部批准を経て、我市は2003年と今年それぞれ二回の国際彫刻大会を開催し、主題は共に“友誼・和平・春天”である。第一回大会は長春市人民政府と全国都市彫刻建設指導委員会共同主催で、第二回大会は長春市人民政府と中国美術家協会、中国建築学会、全国都市彫刻建設指導委員会、中国彫刻学会共同主催で、中国彫刻院、中国『彫刻』雑誌社、中国工芸美術家協会彫刻芸術委員会、東北師範大学協賛であった。二回の大会共に文化部、建設部、外交部等の国家部委の賛助を得て、中共吉林省委、吉林省人民政府の大きな支持と、全市の上下各単位各部門の密接な協力の下に開催された。
第一回中国長春国際彫刻大会2003年9月6日―9月8日長春彫刻芸術館にて挙行
会議に出席した国外代表と来賓は61カ国より200人、国内代表は国内24省より400人近くが出席した。ほかにも全国各地と省内各市県の16の代表団総計約120人、全国都市彫刻と規格高級研修班の数十名の学芸員も会議のイベントの一部に参加した。
国際彫刻フォーラムは大会の重要内容の一つで、国内外よりきた十数名の国家的代表が大会で感情に満ちた演説を行い、建設部元副部長宋春華、アメリカのワシントン大学教務長ジョン・ヤング、中国美術家協会副主席程允賢など20名の専門家、学者、著名彫刻家がすばらしい演説を行い、会代表の拍手を受けた。
本回大会には国外の16カ国の大使および31カ国の駐華使館官員総計48人が招待に応じ、国連UNESCOの役員も大会に出席した。
全国政協副主席李蒙も多忙な中を会議に出席し、建設部元副部長宋春華、文化部副部長常克仁もずっと会議に参加して指導し、建設部総規格師・全国都市彫刻委主任委員陳暁麗、国家外国専家局常務副局長陳良進も会議に出席した。
AFP通信社、ロイター通信社など海外18社のメディア、国内は中央から地方まで多くの主流メディアの記者130数人が大会を取材し、大規模に、多方面から、全方位で新聞に宣伝した。大会は国内外に深遠な影響を与えた。
大会開幕前に、占地面積92ヘクタール、世界一流水準を具えた長春世界彫刻公園が予定どうり開園した。園内には長春第六回彫刻展から109カ国270名におよぶ彫刻家の315作品が展示された。園内の主題彫刻は『友情和平春天』で、葉毓山、潘鶴、程允賢、王克慶、曹春生など五名の有名彫刻家が協力して完成し、その製作は精巧で、造型は精美で、勢いよく壮観で、鎮園の作とするにふさわしい出来であった。
大会前に落成した長春彫刻芸術館の設計は斬新で、建築は良く考えられており、すでに彫刻公園の一大スポットとなっている。会議期間に館内には10展示区が設置され、韓国彫刻作品芸術展、魯迅美術学院作品展、中国北方年度展、国外部分代表作品展、中国新具象作品展、中国現代名家作品展、アフリカ・マコンデ木彫芸術展、彫刻作品計画図展(5400余幅)、省市撮影家協会主催の彫刻作品撮影展と吉林大学が組織した撮影作品展が開かれた。十の展示区は今回の大会に尽きざる魅力を添えた。
会議期間中、大会組織委員会はそれぞれの展示区の作品に中国語英語文対照のきれいな図冊を製作し、会代表の鑑賞に便宜を図った。大会の演説文章は編集されて本として二巻の大型図書『凝思・遐想・藍図』『運籌・決策・論壇』として出版され各代表に配られた。大会の雰囲気を活発にし、中華民族文化を展示するため、大会は吉林料理の品評会、文芸鑑賞、市内観光などの活動を準備した。大会はまた保衛、医療保険、飲食衛生、防疫、消防等の方面でも相応の措置を取った。
大会開催前に、国内の著名彫刻家の一部は、大会への支持を表明するため、彼らの非常に貴重な作品を無償で長春市政府と長春彫刻芸術館に寄贈し、かれらの温情は組織委員会をとても感動させた。大会期間中に、また多くの代表が展示作品の芸術館への無償永久収蔵を自ら申し出、大会終了時までに、寄贈された作品は全部で50数作品におよんだ。無私の彫刻芸術家と同様に、たくさんの企業が大会に対して寄付し、大会の成功のために積極的に貢献した。