長春光華マイクロエレクトロニクス設備工学センター有限公司

時間: 2023-09-04 10:27 情報源:
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 長春光華マイクロエレクトロニクス設備工学センター有限公司(以下「光華マイクロエレクトロニクス」と略称する)は2002年に中国科学院長春光機所によって設立され、ハイエンド装備製造産業に向けて、我が国の製造企業の精密装備の国産化需要を支援する。光華マイクロエレクトロニクスはハイエンド生産設備の開発に力を入れており、受動素子と半導体分野で10種類以上の先進生産設備を開発した。ウエハー抵抗器生産、ウエハー検査及びパッケージに応用し、複数の製品の性能は国際先進レベルに達した。ウエハー抵抗器は「工業の米」と呼ばれ、わが国は世界の生産能力の70%を占めている。光華マイクロエレクトロニクスが開発・生産したLTRシリーズレーザー抵抗調整機は、機械的接触のないレーザー加工技術を採用し、業界最速の80万本/時間の精密抵抗調整速度、1万分の5の抵抗調整精度を実現し、製品の良率は99%より優れ、世界のハイエンド市場の60%以上の市場シェアを占めている。光華マイクロエレクトロニクスは研究開発と生産の一環で丹念に力を入れ、研究開発チームは企業総人数の60%以上を占め、一人当たり年間200万元以上の価値を創造できる。科学技術部「ハイテク企業」、工信部「製造業単項優勝モデル企業」、「専精特新小巨人企業」、吉林省「企業技術センター」、中国電子企業協会「全国優秀企業」など多くの栄誉を獲得した。

 光華マイクロエレクトロニクスの鄭立功社長は、「『内功の苦練』はわれわれが鋭意進取の道で打ち出した方針であり、ハイエンド抵抗器生産設備、チップ検査とパッケージ設備の分野で独占を打破し、真の意味で重要設備の国産化を実現し、より多くの製造企業に高いコスパの製品と良質なサービス資源を提供する」と述べた。


 鄭立功社長によると、電子分野のモデルチェンジの上昇期に新技術、新情勢が絶えず出現し、新エネルギー自動車充電モジュールの抵抗器は比較的特殊で、IGBT制御のモジュールは不可欠である。しかし、現在の同製品の国産化率は低く、米国と日本の輸入に依存することが多い。同社はこの状況に対応して応用マッチング度の高い新製品の開発を開始し、現在は試作機の試用段階に入っており、順調に進展しており、年末に正式に生産を開始する予定だ。


 20228月に米国で発表された『チップと科学法案』による受動素子分野の国内ウエハーテスト分野への影響に対応するため、光華マイクロエレクトロニクスと上海御渡半導体科学技術有限公司、銘針マイクロエレクトロニクス(上海)株式会社は共同で「中国集積回路検査とテスト革新連盟・電気測定設備革新協同体」を設立し、202339日に創設した。わが国の制限された企業に対応策を提供し、わが国のウエハー電気測定装置が人に支配される不利な局面を解決することに力を入れる。