国務院の承認で建設される中国-韓国（長春）国際協力モデルエリアは、党中央国務院が東北地方の全面振興、全方位振興と高質量発展を推進する重要な計画である。特に、新型コロナウイルスで全世界も厳しい挑戦に直面している際、わが省の更なる開放を拡大し、中韓両国の協力を強化し、経済を後押しすることに重大な措置となり、それは必ず「1ベルト、1ロード」の共同建設、東北地方の全面振興と全方位振興に新たなエネルギを注入する。モデルエリアの整体計画はすでに国務院に承認される。我々はそれによって、党中央と国務院の決定に従い、新発展の理念と高質量の発展を堅持し、中国-韓国（長春）国際協力モデルエリアの建設を好機にして、協力メカニズムを革新し、現代産業システムをつくり、長春の都市核心競争力を引き上げ、経済の高質量発展を推進する。

 

1、発展基礎

 

地理優勢が顕著である

 

　モデルエリアが所在している長春市は北東アジアの地理中心に位置しており、東に韓国、日本と北朝鮮と繋がり、西にロシアとモンゴルに至り、韓国の首都ソールまでの直線距離は700キロメートルで、吉林省琿春市を経て日本海の沿岸港にも行けるし、遼寧省丹東市を経て韓国の東西海岸のメイン都市にも行ける。それは中国-モンゴル-ロシア経済通路と図們江区域の協力・発展の大切なノードである同時に、北東アジア各国が協力する重要な地域でもある。

 

産業基盤が堅固である

 

　長春市は自動車、農産物加工、軌道客車三つの優勢主幹産業を主導にして、先端装備製造、生物医薬、光電情報、新材料、ビッグデータなどの戦略性新興産業をサポートにする現代産業体系を形成し、北東アジア地方の全面振興と全方位振興を推進する際に、重要な役割を果たしている。

 

協力交流が緊密である

 

　韓国は吉林省の最も大きな外国企業投資の源と入国観光の最も大規模の市場であり、長春市は蔚山、ソール、全州などの6つの韓国都市と友好協力関係を結んでいる。2019年末まで、吉林省には400社以上の韓国企業があり、そのうち、100社近くの企業は長春にある。双方の産業チェーン、供給チェーンと価値チェーンの補充性が強く、協力の潜在力が大きい。

 

　モデルアリアの建設を加速することによって、中韓の経済協力を革新協力とパーク協力へ推進し、両国のよりハイレベルと広い領域の協力プラットフォームを構築し、より広い範囲と領域で要素の流通と配置の合理化を促し、東北地方の全面振興と全方位振興に積極的な役割を果たし、北東アジアの経済協力のニューモデルを提供する。

 

2、整体要求

 

指導思想

 

　習近平新時代中国特色社会主義思想を指導にして、党の第19回全国代表大会と中国共産党第19期中央委員会第2回、第3回、第4回全体会議の精神を全面的に貫徹し、「五位一体」の総体布陣を総合的に推進し、「四つの全面」の戦略布陣を協調的に推進し、党中央、国務院の方策決定によって、新発展の理念と高質量の発展を堅持し、産業、科学技術、ビジネス、人文、環境保護などのいくつの領域の開放協力パータンを着実に構築し、中外協力の体制とメカニズムを着実に革新し、現代の産業体系を着実に建設し、ビジネス環境は法治化、国際化と便利化で、管理サービスはより協調的・高効率的な国際協力モデルエアリを造り、「1ベルト、1ロード」の共同建設および東北地方の全面振興・全方位振興を推進することに新エネを注入する。

 

基本原則

 

　改革で引率し、革新で駆動する。改革と革新を指針にして、重点領域と重要なプロセスでの先行実践を推進し、良好なビジネス環境と政策環境をつくり、理念の革新、管理の革新、科学技術の革新、モデルの革新を通して、モデルエリアの高質量の発展を促進する。

 

　開放で協力し、互恵とウィンウィンを求める。開放で改革、革新と協力を促進することを堅持し、各の優勢をよく発揮させ、吉林省、長春市と韓国が重点産業における着実な協力を全面的に深め、モデルエリアの共同建設とウィンウィンを実現する。

 

　政府が支持し、市場が導く。両国の政府はモデルエリア建設への支持を強化し、ハイレベルのインフラ設備の建設で経済と技術の協力をサポートし、モデルエリアの公共サービス機能を引き上げ、企業の主体役割を十分に発揮させ、社会各界、各方面の市場主体を集めてモデルエリアの建設に参加させる。

 

　総体的に計画し、重点を突出させる。モデルエリアの各計画を合理的に作成し、「三線一単」という分別的な環境管理の要求を実行し、中期と長期の重点ミッションを適切に決める。重点産業、重点領域と産業チェーンの重要なプロセスを注目し、モデルエリアの建設を加速し、早めに一陣の成果を形成させる。

 

戦略の位置づけ

 

　吉林省ないし東北地方の振興発展の新エンジンとなる。韓国などの諸国との経済協力を強化し、供給側の構造性改革を深め、東北地方の全面振興と全方位振興を引率することのモデルになる。

北東アジア区域経済協力の引率エリアとなる。「1ベルト、1ロード」の共同建設と周辺国家の発展戦略との効果的なマッチングを促進し、中韓の二国間協力を通して北東アジア諸国との多国間協力を促進し、吉林省と東北地方の対外開放を牽引する。

 

　中韓の全方位と広領域協力の先行エリアとなる。中韓の貿易、投資、サービス、産業、科学技術、教育、文化、体育などの協力を深め、中韓の自由貿易協定の関係ルールを実行し、中韓の経済協力の新領域と新エネを培う。

 

発展目標

 

　2025年まで、モデルエリアと韓国などの国家の経済協力・交流を全面的に推進し、国際一流レベルに準ずるビジネス環境が更に合理化になり、インフラ施設の搭載能力ははっきりと引き上げ、外国企業の直接投資は持続的に成長し、特色産業の革新競争力ははっきりと強くなり、高質量の国際開放協力プラットフォームを大体建設することができる。2035年まで、モデルエリアのハイレベル要素とハイレベル産業の吸収機能ははっきりと強くなり、韓国に対する経済協力、他の国家に対する経済交流は顕著的な成果を実り、産業発展、全面開放、健康発展、都市・農村協同発展のレベルはより高まり、北東アジアエリアの競争力が強く、影響力が大きな国際協力モデルエリアとなる。

 

空間パータン

 

　モデルエリアの住所は長春市の東北部にあり、短期の開発面積は約36平方キロメートルで、長期の開発総面積は210万平方キロメートルである。東西南北の範囲は国土空間企画によって法律で決められる。モデルエリアは整体企画、分割実施のルールによって建設し、「一核、二翼、多パーク」という空間パータンを構築する。

 

　「一核」とは、干霧海河生態通路、霧開河生態通路の間のエリアを主として、研究・開発・デザイン、映画文化、アニメゲーム、医療美容などの産業を集め、モデルエリアのハイレベルサービス業の発展中心エリアを造ることである。

 

　「二翼」とは、長春市の国際大陸港を頼りに、「西部陸港」というハイレベルの製造業の集中地をつくり、長春龍嘉国際空港を頼りに、「東部空港」という臨空産業の集中地をつくる。

 

　「多パーク」とは、いくつかの集約発展を集める産業パークをつくる。例えば、新エネ自動車とスマートネット接続車、情報技術、装備製造、医薬医療、健康食品、映画アニメ、航空物流、臨空製造などのパークなど、関係の国際ビジネス機能エリアを建設する。長春興隆保税区を頼りに、国境を越えたECなどの新業態の発展を支持する。

 

3、重点任務

 

産業チェーンの協同協力を推進する

 

　情報技術産業。韓国の企業および国内外の有名な企業との協力を強化し、人工知能、モノのインターネット、工業インターネット、5G+VR/4K、ソフト開発などの産業協力を支持する。化合物と半導体、効率半導体（IGBTなど）、チップ、新型表示付属材料、スマート家電などの協力を積極的に推進する。

 

　ハイレベル装備とスマート製造。主に、工業ロボット、サービスロボット、3Dプリント、スマート装備製造、スマート・コントロールシステム、スマート器具計器、新エネ自動車とスマートネット接続車、省エネ環境保護と氷雪設備などの産業の国際協力を推進し、工業ロボット製造産業パークの建設を加速し、スマート環境保護装備産業パーク、スマート農業機械装備産業パークと氷雪装備製造産業パークの建設を計画する。モデルエリアには新エネ自動車、スマートネット接続車に関する重要な部品産業の企画を支持する。

 

　医薬医療と健康サービス業。公共衛生領域の国際協力と交流を強化し、医薬、医療機械、保護用品と緊急物質などの協力プロジェクトの建設を推進する。国内外の企業と機構が生物医薬、化学医薬などの領域の協力を励み、新型抗体薬品、新型免疫治療薬品、新型生物医学材料などの製品・生産能力を導入し、生物製薬の契約加工アウトソーシングの生産基地を建設する。東北地方薬品産業を協力的に発展し、その取引センターの建設を推進し、東北薬品の生産基地を建設する。ハイレベルの医療機構を協力的に建設し、身体検査、慢性病と老人病のリハビリ、先端的な医療技術を重点として、健康養生新業態を培う。モデルエリアが臨床診断、リハビリと養老などの領域の核心技術の導入を支持し、医療機械の研究と開発、試験と生産基地を建設する。生物医薬のグロバル化協同的に研究・開発した試験用の特別製品に対する検疫と検査のプロセスを合理化にする。美容化粧の国際協力を進める。

 

　農業と漢方薬産業。有機トウモロコシ、米などの食料資源と豚、牛肉などの牧畜業の資源を頼りに、テーブル食品、レジャー食品、飲み物などのファスト消費品を協力して発展する。朝鮮人参の市場開発、ブランド建設、技術導入、転化利用などの領域で韓国の関係企業と商談し、朝鮮人参の深加工、製品の質量検測体系とECプラットフォームを建設する。韓国の有名な企業との協力を強化し、技術、資金と人材ソースを導入し、保健品、漢方薬、食用菌類、鹿の製品、海鮮製品などの産業協力を進める。

 

　文化産業。政策に従い、中韓両国の優れた文化クリエイティブ商品企業が協力して、文化製品の政策と演出を励む。長春映画制作所と韓国企業とラジオ・映画デジカル化と新メディアの建設および生産と教育を融合するなどの領域での協力を支持し、東北地方の映画基地を構築する。

 

開放の協力プラットフォーム媒介を建設する

 

　対外の開放プラットフォームの機能を引き上げる。長春の国際空港、国際陸港の快速建設を支持し、専門化、国際化、サービス化の人材集中プラットフォーム、科学技術核心プラットフォーム、ビジネス金融プラット

フォーム、国際交流プラットフォームを構築する。北東アジア投資貿易博覧会をよく運営し、モデルエリアの発展をめぐって関係交流活動を行い、中韓両国および北東アジア地方と国家間の経済協力と交流を促進する。プロセスによって長春臨空経済モデルエリアの設立を支持し、長春興隆保税区の発展を加速する。

 

　陸・海・空の立体開放通路の建設を加速する。中国-ヨーロッパ列車を頼りに、関係国家と地域との連絡と交通を推進する。長春龍嘉国際空港の拡大と建設を推進し、ルールによって国際航路を広め、国際運輸の通路建設を加速する。陸と海の通路建設を加速し、長春と韓国の港都市と陸・海との連合運輸通路の建設を推進する。

 

　緑色生態新城区を建設する。産業と都市の融合、都市と農村の融合を推進し、モデルエリアのインフラ施設を完備させ、高標準で人文特色、緑色生態、国際化の新城区を建設し、整体的に企画、建設と管理プロセスの体制・メカニズムを作成し、都市のデザインを強化し、完全のコミュニティと特色のあるタウンを建設する。川に関わるプログラムが洪水を影響する評価を強化する。総合性の国際人材コミュニティを建設し、世界一流の健康生活の目的地を築く。

 

革新と人文の協力を強化する

 

　教育と科学技術の協力を推進する。中韓両国のハイレベル人材の養成と研究機構の協力を拡大する。両国の企業は共に連携実験室、技術試験モデル基地、科学技術モデルパーク、工業デザイン・サービスセンターの建設することを支持する。両国の名門大学はモデルエリアでハイレベルの教育協力を支持し、学歴学位、専門資格などの相互認定を模索する。キャリア教育の大学間の協力と交流を推進し、外国企業がキャリア技術研修機関への投資を支持する。大衆創業・万衆革新の発展を推進し、中韓の国際人材養成の起業・革新基地の建設を推進し、教育・レジャープラットフォームと中韓特色新型シンクタンクを協力で建設する。両国の青年を集めて科学技術、文化、芸術にかんする交流させる。観光と体育の協力を強化する。

 

　中韓両国の地方政府、観光協会、起業などの多層的な観光協力を強化する。韓国の観光企業はモデルエリアで支店・支部の設立を支持し、観光企業リーガーの設立を推進し、国境を越えた観光を大いに発展する。生態氷雪、自動車工業、映画文化などの特色文化観光資源を頼りに、モデルエリアの観光企業と韓国などの国際有名観光企業との協力を支持し、共に観光計画を開発し、中韓国際観光の中心地を築き、各国のツアーを吉林省に誘ってくる。韓国のレジャー体育機構はモデルエリアで地域本部の設立を支持し、体育健康などの交流と協力を進める。

 

4、政策措置

 

体制とメカニズムの改革を深める

 

　引き続き「放管服改革」（行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化）を深め、「只跑一次」（行政機関に一回だけ行き、全ての手続きが完了できる）の改革成果を守る。実施されている法律・法規と政策・規定の範囲に、モデルエリアに一部分の省級の管理権利を委譲し、相応的計画、財政、土地などの管理体制を完備させ、国家による審査・確認し、あるいいは国家の規定で省級政府による審査・確認する必要な事項以外、全部モデルエリアに委譲して管理される。行政審査リストの管理制度を作成し、リスト以外の審査はしないことになる。合理的・効果的管理模式と自主的・柔軟性のある人事制度の建設を励み、管理体制と奨励制度を革新する。知的財産権保護と運用体系を健全する。金融、諮問、会計、審査、標準、知的財産権などのサービスの「プラットフォームチェーン」体系を建設する。人工知能技術を応用し、モデルエリアの社会治理のレベルを引き上げる。

 

外国企業の投資を積極的に導入する

 

　モデルエリアで外国企業の投資が入る前に国民待遇とネガティブリストの管理制度を全面的に実行し、自由貿易試験エリア改革の先行経験を速めに広め、改革革新を更に深める。規定によって、商用車、乗用車製造に関わる外国企業の持株比率の制限を取り消し、徐々に合資企業が2社の最大限を取り消す。証券会社、証券投資基金管理会社、先物取引会社の外資持株比率の制限を取り消す。芸能プロダクションの外資持株比率の制限を取り消す。モデルエリアには外国企業が単独で観光企業を経営することを承認し、大陸部の国民が台湾以外の地方への観光業務を経営してみる。

 

貿易の便利化を促進する

 

　国際貿易の「単一窓口」を全面的に広めて快速的に建設し、サービス貿易の輸出消費税還付（免税）の申告を「単一窓口」に納入して管理され、通関の流れを簡素化し、所要時間を短縮する。食品と農産物などの検疫検査と追跡標準の国際相互認定のメカニズムを探索し、第三者の検査結果の商品信用と機構範囲を広める。生物医薬の全世界協同的に研究・開発する試験用特別品物の検疫と検査のプロセスを合理化にし、新しい薬の研究・開発材料、キットと輸入設備の快速申告通路を設立する。モデルエリアがプロセスによる初めて輸入した薬品と生物製品の検査所の申請設立を支持する。長春龍嘉国際空港は規定による第五航権（中間経過権あるいは延長権）の手配を含む航空権利を拡大する。

 

より便利な出入国の措置を実施する

 

　144時間の滞在のトランジットビザ（通過ビザ）免除政策を研究・実施する。国内外の人材仲介機構の投資者の資格と要求を統一する。モデルエリアは法によるハイレベル人材サービス「一卡通」という政策を進めてみて、外国人永久居留証と社会保障カードの社会化応用を推進する。モデルエリアの中の経済貿易、科学技術関係者は審査機構に一次審査と一年間無制限の出国審査の申請を支持する。法による外国ハイレベル人材およびその家族の出入国と居留許可手続きを合理化する。モデルエリアが科学研究専門化の従業資格と登録方法を支持する。

 

財政の支持を強化する

 

　中央財政は現存の政策と経費来源を通してモデルエリアの建設を積極的に支持する。中央予算の予算はモデルエリアへの支持を強化し、それを産業モデルチェンジ・更新モデルエリアと重点パーク建設の支持範囲に入れる。モデルエリアの年間新たな増えた建設土地指標が省内で単独に実行したり、モデルエリアの土地譲渡収入は関係規定による農業と農村への投入以外、残りはすべてモデルエリアの建設に使えたりするを支持する。モデルエリアの中の税関特別監視管理エリア以外の条件を備える企業は高付加価値、高技術中身、環境保護の要求に満たす「両頭在外」という保税修理業務をサポートする。中間両国の税関間の「認定による経営者（AEO）」の相互認定協力を推進する。長春の国境を越えたEC総合試験エリアを頼りに、モデルエリアの中の企業が国境を越えたEC輸出入ぎょうむを支持し、国境を越えたEC小売輸入の試行政策を実行する。

 

金融協力を強化する

 

　モデルエリアの中に、法による外国企業投資金融機構の設立を支持し、規定によってモデルエリアの中の企業と非住民に国境を越えた投資買収合併と国境を越えた資金の集中運営などの国境を越えた金融サービスを提供する。モデルエリアの中の企業は外国から　募集した資金、条件に満たす金融機構は外国から募集した資金と国境を越えるサービスを提供して取得した収入は、規定による自らモデルエリアおよび境外の経済投資活動に使える。関係市場主体は市場化の原則に従い、自主決定、自己リスク負担を前提にして、法による長春に中韓協力金融基金を設立する。中韓両国企業と企業を支持して、開発基金の設立を通して協同で第三者市場を開発する。

 

5、組織保障

 

主体責任を実行する

 

　吉林省と長春市はモデルエリア建設への組織とレーダーを切実に強化し、協調メカニズムを健全し、モデルエリア建設の実施計画と特別対策を作成して打ち出し、モデルエリアの建設規画を編制し、重点ミッションを細かくし、政策、資金、重大プロジェクトの調整をモデルエリアへ傾ける。

 

組織と実施を強化する

 

　国務院の各関係機構は職能によって担当し、モデルエリアの建設と発展への支持と指導を強化し、企画作成、政策実施、プロジェクト布陣、体制革新、対外開放などの面で支持し、モデルエリア建設に良好な政策環境を提供する。モデルエリア建設を中韓ハイレベル交流と政府間の対話商談内容、そして中韓「1ベルト、1ロード」の協力計画に納入し、モデルエリア建設の協調メカニズムをつくり、共同でモデルエリアの建設と発展を推進する。発展改革委員会は関係部署と共に、本計画の要求によって関係政策の実施を推進し、モデルエリア建設の難題と問題を協同で解決し、重大事項を国務院に報告する。

 

モデルエリアがプロジェクトの建設を推進する

 

　14日、中韓（長春）国際協力モデルエリアの産業革新基地でタワー・クレーンが林立し、慌ただしい工事現場が広がっていて、基地プロジェクトのⅠ期とⅡ期は急いで施工されている。

産業革新基地プロジェクトの整体位置づけはハイレベルスマート装備、ハイレベル食品、医療健康産業である。長春高新都市建設投資（集団）有限会社の路斉副総経理の紹介によって、今まで、陜西恒通3Dプリントプログラム、北京漢櫟実業、科蘭徳智能製造、大健康科学技術孵化器4社の企業は定住すると決めた。

 

　モデルエリアのもう一つの重点プロジェクトである北薬パークは、亜泰集団より投資され、北東アジア医薬健康製品取引センター（北薬取引センター）核心プロジェクトの企画を引率にして、現代漢方薬、生物製品、保健食品、ハイレベル医療機械の研究開発孵化、生産製造、倉庫物流、デジタル取引と展覧会、先端医療（美容）技術体験の国際化、スマート健康産業パークの建設に力を入れる。現在、パークの一部分は正常に運営し、一部分は企業誘致の建設段階にある。

 

　その他、モデルエリアには（中韓協力）健康食品産産業パーク、光電産業パーク、自動車電子産業パーク、国際文化教育科学技術産業パーク、国際人材コミュなどのパーク建設プロジェクトが企画される。

 

　中韓（長春）国際協力モデルエリア建設リーダーチーム弁公室の趙旭主任によって、モデルエリアは高い標準でエリアの企画をし、36平方キロメートルの国土空間規画、制御性詳細規画などの各の規画と専門規画を合理的に作成する。国際協力に関しては、情報技術産業、ハイレベル装備と智能製造、医薬医療と健康サービス業、農業と漢方薬産業、文化産業を注目し、中韓産業チェーンの協同協力を推進する。教育、科学技術、観光、体育などの領域で、両国の革新と人文協力を強化する。長春国際空港、国際陸港、長春興隆保税区と海空立体通路などの開放協力プラットフォームの建設を加速する。

 

　モデルエリアが承認された後、速やかに建設を始め、「管理委員会+会社」という模式で、簡素で高効果の管理体制と自主的柔軟性のある人事メカニズム、奨励メカニズムを打ち出して、機構を設立する同時に建設を推進する。エリアの中のメイン道路、水道・電気・暖房、工業標準作業場などのインフラ施設の建設を推進し、特にこの好機を活用して5G基地局、軌道交通、新エネ自動車充電ポールの布陣を加速し、ビッグデータセンターなどのインフラ施設を後押しし、春明湖を核心にし、干霧海河を軸線にし、高品質の国際生活コミュニティを規画・建設する。ビジネス環境の面で、国家の支持政策を活用し、ビジネス環境の法治化、国際化、便利化、管理サービスの協調的かつ高効果的な国際協力モデルエリアを造る。

 

　趙旭氏によって、モデルエリアは体制・メカニズム革新の優先、合理的環境発展の優先、ハイレベル人材集中の優先を堅持し、「中韓両国協力プラットフォーム」を集中的に建設し、各の建設業務を全面的に始める。