長春自動車経済技術開発区

時間: 2015-05-25 15:11 情報源:
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Changchun Automotive Economic-Technological Development Area

 

  長春自動車経済技術開発区は、吉林省人民政府の承認を経て、まずは開発区として、2005929日に正式に成立し、201012月には、国家レベル経済技術開発区に昇格しました。そして、2012115日に、国務院の意見と商務部の同意を経て、長春西新経済技術開発区から、長春自動車経済技術開発区に改名いたしました。

 

 長春市の西南部に位置し、人口は22.3万人、その総面積は120㎢あり、その内、24㎢が建成区で、96㎢が発展区です。建成区とその周辺地区には以下のようなたくさんの自動車産業の拠点があります。まずは、一汽-大衆・一汽-解放・一汽-轎車など企業の自動車製造工場や300社以上の自動車部品メーカーと数社の自動車階層メーカーが国内外を問わず有名な自動車製造企業群を構成しています。そして、一汽技術センター・中国機械工業第9設計院・吉林大学自動車学院などが国内における自動車研究開発の教育機構の最密集地区を構成しています。最後に、全国最大の自動車部品取引集散地・東北地区最大の新車中古車取引市場などがハイクオリティーな自動車製品製造後市場のサービス地区を構成しています。

 

 また、建成区内はインフラ整備が整っており、道路や水、電力、熱、ガス、汚水処理、通信などの様々な設備は様々なプロジェクトに対応できるようになっております。開発区内全体を見ても、交通の便がよく、京哈鉄道や京哈高速、都市高速が通っており、鉄道の貨物ターミナル駅・高速道路などの交通の要もあります。生活サービスに供する設備を完備しており、建成区にはオフィスビルやビジネスアパートメント、ホテル、マーケット、病院、学校、国際ビジネスセンターなどもあり、様々な投資者たちのビジネスや生活の需要に応えることができます。発展区でも産業開発や西部ニュータウン建設の同時進行の政策に則って、都市化政策の基準通りに様々な施設を建設いたしました。

 

 そして、開発区では、計画・建設・運行・発展のすべての段階において高いレベルに達するという政策目的に従って、機能の優れた自動車産業発展及びサービスプラットフォームや実力のあるたくさんの自動車研究開発及び生産拠点、国家レベル自動車部品輸出拠点、国際的に有名な自動車部品製造低コスト地区、国内の一流自動車物流地区、環境の素晴らしい現代的ニュータウンなどの建設を目標にしています。

 

 さらに、開発区は一汽集団を中心に、自動車の研究開発・製造・部品加工・物流・貿易・サービスを機能を把握した上で一体化することによって、しっかりと整った産業発展プラットフォームを形成し、数千億元規模の産業群を創り上げ、長春を世界的自動車都市へと変えてゆきます。

 加えて、開発区では市政府と企業が一体となって管理する体制を実行しています。「政府権能の管理の企業化・運用の市場化」の管理モデルや市場メカニズムを本当の意味で実現し、「小さい機構・多大なサービス」や「小さい政府・大きな社会」となることができるように努力しています。

 

政策上の強み

 

①新しく設立されるハイテク企業は国家レベルのハイテク産業開発区の政策的支援を受けることができます。

 

②外資企業は国家レベルの経済技術開発区の政策的支援を受けることができます。一汽集団の部品提供基準を満たしている区内の企業は、開発区の協力を経て、優先的に一汽集団

の部品手配体系に組み込まれます。

 

③すでに部品手配体系に組み込まれている企業は、同じクオリティーで同じ価格という前提の下、手配量の増加をします。そして、一汽集団の研究開発・生産・情報・物流のプラットフォームを使用することもできます。

 

④製品は、認可を経た後、そのまま一汽集団の販売・サービスネットワークに組み込まれ、製品を提供する企業は優先的に製品の共同研究開発・技術・業務の研修に参加できます。

 

産業上の強み

 

①一汽集団は中国の自動車工業の中で特殊な地位にあります。60年の自動車工業の発展は自動車部品産業に大きな発展の余地を残しました。さらに、自動車関連産業と自動車製造後サービス業にも大きな商機を残しました。

 

②一汽集団と一汽-大衆公司には専門的な経験を積んだたくさんの管理職の人材たちと数十万人専門技術者を養成し、労働力も充足しており、それにかかるコストも安いのです。

 

地域的強み

 

区域内には一汽集団・一汽-大衆・一汽-解放などの自動車工場があり、部品加工業に従事するメーカーの物流にかかるコストや完成品の物流にかかるコストも大幅にカットでき、自動車部品貿易における外への影響力も大きいのです。

科学研究上の強み

 

 長春市は文化都市・科学技術都市であります。吉林大学・東北師範大学など27校の大学があり、独立の科学研究機構も107か所あります。その中でも開発区内には一汽技術センター・吉林大学自動車工業学院などの全国で有名な自動車技術研究センターがあります。

サービス上の強み

 

 長春自動車産業開発区管理委員会は自動車産業の発展にサービスを提供する専門機構です。自動車産業を熟知したサービスチームを有し、自動車産業の発展にハイクオリティーなサービスを提供します。すべての投資プロジェクトに対して、専門のサービスチームが企業内にてプロジェクトの立案・プロジェクトサイトの決定・計画の作成・設計・手続きの業務に従事し、プロジェクトの全行程に渡って、全面的なサービスを提供いたします。

 

 

 2011年年末までで、区内には3160社の企業があり、その中には444社の工業メーカー、928社のサービス業企業、227社の交通運輸・倉庫関連企業、1176社の小売・卸売企業、51社の金融業、50社の建築業、16社の不動産業、46社の農業、75社のホテル・飲食業の企業があります。区内の自動車生産量はすでに120万台を超えています。2012年の一汽の生産販売量の目標は、大衆が102万台、開放が12万台、豊越が5万台、各種カスタムビルドカーが1万台です。

 

 2012112日、長春自動車経済技術開発区は正式にISO9001国際品質マネジメントシステム、ISO14001環境マネジメントシステムの評価・認証を経て、中国方円認証集団が発布する品質マネジメントシステム・環境マネジメントシステムの認証証を取得いたしました。これは、開発区が環境保護という領域で国際的に認められたことを表し、国内外の投資をより引き寄せるようになったことを表しています。

 

(※当サイト編集)