中国最初の省を単位とする命名された衛星——「吉林一号」

時間: 2019-02-11 14:36 情報源:
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 「吉林一号」衛星は、中国最初の自主開発した商用RS衛星組である。去年の1121日に、「吉林一号」「一矢三星」が3本のビデオ衛星を打ち上げ、その後、わずか9時間を経て、それらは地球まで50万メートル距離のある空から最初の映像を伝えた。「吉林一号」のすごいところはいったいどこにあるの。この程、記者が衛星科学研究チームのある長光衛星会社を訪れて取材した。

 

 「吉林一号」という「空の目」は、主に政府部門、業界ユーザーにRSデータと製品サービスを提供する。現在、「吉林一号」にはすでに8本の衛星が軌道に達しており、打ち上げられたばかりの三本の衛星が調整されている。今年はまた十本の衛星を発射するつもりで、これは「吉林一号」が密集発射期に入っていることを意味する。計画によれば、2020年まで、「吉林一号」には60本の軌道衛星が軌道に達する見込みだ。

 

 十年後、民用衛星の分野では、世界中で最も良い光学RS衛星が中国に産まれる:「10年ほどの時間を通して、我々長光衛星はこのような衛星を作ることができると言うべきだと思う。」

 

 吉林一号も我が国最初の省を単位とする命名された衛星である。

 

 長光衛星技術有限会社は、2014121日に設立され、我が国最初の商業RS衛星会社であり、この心を奮い立たせる写真を撮った「吉林一号」衛星は当社が2015年に自主開発されたものである。

 

 長光衛星会社の公式サイトによると、2015107日に、会社が自主開発された「吉林一号」衛星組が成功に打ち上げられ、我が国の商業衛星が応用される先鞭をつけ、同じ研究開発チームが一回に四つの衛星を成功に打ち上げる歴史も創造した。「吉林一号」は民間衛星で、地球観測衛星でもあり、人々により精確な地理情報を提供することができ、また、災害探査、食糧生産量評価、通信などの任務を実現することもできる。

 

 観察者網によると、去年、商用地球観測衛星が撮影されたアメリカの軍用造船所の写真が発表され、そのうち、アメリカの空母や駆逐艦などがはっきり見分ける。

 

 今回に発表された衛星写真は、アメリカのネバダ州にあるネリウス空軍基地(Nellis AFB)であり、それは賭博名城ラスベガスのCBD区域まで13キロがあり、敷地面積は4600ヘクタールである。空中作戦司令部の一つの施設として、ネリウス空軍基地はアメリカ空軍の空中作戦センターの所在地であり、また、アメリカと外国の軍用機乗組機に訓練場所を提供する基地でもある。

 

 写真では、F-15F-16A-10戦闘機、指揮所、訓練センター、機庫とすべての飛行コースが見える。機庫の内部が見られないが、約十台の各種目の飛行機が見える。