吉劇

時間: 2025-12-15 14:13 情報源: 長春市人民政府外事弁公室
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 吉劇は、新中国建国後に二人転を基礎として発展した新しい劇種であり、吉林省の省都・長春で誕生したことからその名が付けられた。1959年、吉林省文化局は地方特色を持つ新しい戯曲劇種を創作するため、吉林新劇種編創グループの設立を決定した。編創グループは二人転を基礎とし、東北地方の民間音楽の精髄を吸収し、現代演劇の表現手法を融合させ、吉劇という新劇種を創作した。吉劇の唱腔は板腔体を主とし、曲牌を兼用する総合的な体制で、代表的な演目には『藍河怨』、『桃李梅』、『包公賠情』、『燕青売線』、『搬窯』、および『江姉』、『雨夜送糧』などがある。中国人民抗日戦争暨世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念して、吉林省戯曲劇院吉劇団が精心を込めて創作・上演した大型演目『積徳泉』は、吉林の老舗「積徳泉」酒造の盛衰を通して、関東の大地における家国への思いと民族の気節を映し出し、黒土地への力強い賛歌を奏でている。

 

 編集:李孟群