博物館

時間: 2015-03-31 15:14 情報源:
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吉林省博物館

  1951年5月、吉林省政府の承認を受けて設立された吉林省博物館は同年12月に竣工し、1952年1月27日、吉林市江湾路12号にて正式に開館しました。1954年9月、省政府の長春への移転に伴い、博物館も偽満皇宮へと移転されました。その後、吉林省近現代史博物館と合併し、吉林省博物院になりました。

  院内には10万点余りの所蔵品があり、中国の書画・古代東北にあった高句麗や渤海などの文化物・満州族の文化物。近現代の革命時代の文化物・東北抗日聯群などの文化物など、古代から現代まで、たくさんのものが収められており、国内の博物館の中でも大変重要なものとされています。改革開放の後、何度も展覧会が行われ、1千万人以上の人々がこの博物館を訪れました。また、学術著書も100作以上出版しており、博物館からは、文化物鑑定家張伯駒氏や歴史学者で社会学者の王承礼氏などの著名人が排出されました。

  また、2007年5月8日には、長春市浄月経済開発区にて、広さ3.2万㎡の新館の工事が始まりました。

  

  TEL:0431-88911462

  住所:南関区人民大街(文化活動センター左側)

道台府展覧館

  道台府展覧館は吉長道尹公署跡地に建てられました。跡地を十分に利用して、長春市民や旅行者に長春や長春の歴史をもっとよく知ってもらうために、2002年に長春市政府が出資して、そのままの吉長道尹公署を維持する形で修繕しました。修繕後、以前の大堂・二堂・官邸はそれぞれ、前堂・後堂・側堂となりました。

  前堂では、歴史と現在を紹介しています。歴史の部分では初期の長春から解放までの写真を展示しており、現代の部分では解放後の猛然と進んできた発展の過程を紹介しています。ここでは、長春の歴史、目まぐるしく変わってきた長春の歴史に深く触れていただけます。

  後堂では、長春市の模型を展示しており、現在の長春・今後の計画が実現された後の長春が模型で見られるだけでなく、初期の都市計画図も見ることができ、長春の都市の形成に触れていただけます。

  側道では、吉長道尹公署の歴史を見ることができます。吉長道尹公署の設置から、最後の皇帝溥儀が偽満州国にて執り行った典礼までさまざまな写真が展示されています。

  TEL:0431-85683108

  住所:亜泰大街

吉林省展覧館

  吉林省展覧館は広さ15000㎡の1982年に建設された展覧館です。

  展覧会設計・内装などの業務を行う部門や3つ星ホテルも有しており、国内外の展覧会、ビジネスミーティングにたいへん快適で良質なサービスを提供しています。

  20年来、200回以上の展覧会を開き、国内外から1千万人以上の人々をお招きしました。また、ビジネスシーンでも1000回以上の活動経験があります。ここで開かれた展覧会の一つは吉林省と国家の設計内装金賞を受賞し、たくさんの方々から好評をいただいております。

  TEL: 0431-88911273,13664401957

  住所:吉林省長春市朝陽区開放大路87番

偽満皇宮博物館

  偽満皇宮博物館は中国清朝最後の皇帝愛新覚羅・溥儀が偽満州国という傀儡国家の皇帝に就任している時に住んでいた宮殿の跡地に建てられた博物館で、国家5A級旅行景観区でもあります。

  偽満皇宮は吉黒榷運局官署を基礎に、改修・拡張がなされて設立し、溥儀の執政の地となりました。敷地面積13.7万㎡の偽満皇宮は、内廷・外廷を含む宮廷(核心保護区)4.6万㎡とその他の部分に分かれています。内廷には緝熙楼、中西膳房、御花園、同徳殿、書画庫などがあり、溥儀とその親族や側近たちの生活空間となっており、外延には、勤民楼、懐遠楼、嘉楽殿、宮内府、日本憲兵室など、溥儀の執政の場所でありました。そのほかにも、館内には御用自動車庫、厩舎、競馬場、グリーンハウス、近衛兵兵舎、鉄路専用線、建国神廟、祭祀管理機構などの施設もあります。また、大小あわせて、数十棟の建物は、国内外の風格が融合し、植民地支配であったことを物語っています。歴史的価値のあるこの地は、中国近現代植民地文化の記念地として、人々に警鐘をならす役割を果たしています。

  そのため、各種行政からの保護も厚く、1981年、吉林省人民政府はその跡地に吉林省の文化物保護を与えることを公布しました。また、より保護を厚くするために、吉林省政府は2000年に皇宮の管轄を長春市の属地管轄としました。最近では、31棟の建築物に修繕を加え、当時そのままの姿を取り戻しました。そして、人々が歴史を忘れないよう、たくさんのものを展示しています。

  

  TEL:0431-82860547

  住所:長春市光复北路5番

吉林省自然博物館

  東北師範大学自然博物館及び吉林省自然博物館は1987年7月に建てられ、吉林省文化庁の管轄となり吉林省唯一の省級自然博物館となりました。2001年1月1日には、東北師範大学の管理下に置かれました。また、新館建設は第十回5か年計画の重点プロジェクトの一つとなり、敷地面積4ha、建築面積14700㎡(内、展覧部分6000㎡、倉庫3000㎡)が計画され、2006年9月10日に竣工しました。

  もともと吉林省博物館の自然部であったこの博物館は、動物学、植物学、地質古生物学、自然環境学、自然資源学などにおいて、有意義な博物館であり、所蔵する自然標本を基礎に科学研究や科学普及教育を行っています。

  TEL:0431-84537568

  0431-88927114 

  住所:開発区浄月開発区浄月大街(東北師範大学新校区向かい側)