自動車の輸出入が吉林省の上半期の対外貿易の成長をリードした

時間: 2021-07-19 10:54 情報源:
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 今年の上半期、吉林省の外国貿易の輸出入総額は今までの最高記録を刷新し、791億人民元になり、同期比で30.2%上昇し、成長スピードは東北地方のトップになる。


中国東北部の中部に位置する吉林省は、中国の重要な工業省であり、自動車、鉄道バス、衛星、一般航空の分野で重要な位置を占めており、特に、その自動車産業は吉林省の実体経済の固い基盤だ。上半期に、自動車の輸出入が吉林省の対外貿易を支援することに明らかな役割を果たした。


中国第一自動車輸出公社の副総裁である兪彬氏は当日のインタビューで、上半期に、当該会社は合計10500台の自動車を輸出し、同期比で130%増加したと述べた。この数は2020年の総輸出量を上回っている。それは、今年上半期の海外市場における工場と市場が再開し、国内のマーケティングおよびサービスの専門従業者らが海外の持ち場に戻り、さまざまな業務が正常な軌道へ復帰し、またロシア、サウジアラビア、南アフリカなどの主要な輸出市場での販売が回復したからだ。


この成長の勢いを下半期に維持できれば、通年で23500台の輸出が可能であり、輸出額は5億ドルになり、前年より102%上昇できると見込まれる。


上半期の貿易情勢について、吉林省商務庁対外貿易発展処処長の張貴剛氏は、今年以降、吉林省の経済は急速に成長し、産業構造は最適化され、ビジネス環境は引き続き改善し、外国貿易の発展を強力にサポートしていると述べた。取材によると、吉林省は上半期に主要な企業への支援メカニズムと主要な外国貿易企業情報データベースを確立し、外国貿易の運営における困難を解決したと理解されている。同時に、
362社の外国貿易企業と3つの国家レベルの外国貿易のモデルチェンジとアップグレードの基地を増やした。さらに、国境を越えた電子商取引などの新しい業態モデルも吉林省の対外貿易の発展に新たな活力を注入した。データによると、今年の上半期には、吉林省の500社以上の企業はAlibaba の国際ウェーブサイトと敦煌網などの有名な国境を越えたeコマースプラットフォームを登場している。