一汽解放と華為が包括的戦略協力を深める

時間: 2021-11-18 09:46 情報源:
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1116日、一汽解放汽車有限公司(以下「一汽解放」)と華為技術有限公司(以下「華為」)が長春において、戦略的協力を深めることについての協定に署名した。中国一汽の総経理補佐で一汽解放の董事長で共産党委員会書記の胡漢杰氏と、華為の董事でクオリティプロセスIT総裁の陶景文氏が調印式に出席した。


一汽解放は、中国乗用車業界のリーディングカンパニーであり、65年の自動車製造の歴史がある。中型および大型トラックは、長年にわたって業界で第1位にランクされている。最先端の研究開発技術、強力なデータリソース、生産販売サービスネットワークを活用した「自主開発オープン協力」の方針を貫き、従来の乗用車、スマートネットワーク、新エネルギー車の開発を総合的にリードしている。


華為は、ICT(情報通信)インフラストラクチャとスマートフォン端末の世界有数のプロバイダーであり、世界中で30億人以上にサービスを提供し、世界170を超える国と地域に競争力の高いICTソリューション、製品、サービスを提供している。


2015年以降、両当事者はオープンクラウド、コンバージドコミュニケーション、経営情報コンサルティングの分野で良好な協力関係を築いてきた。20195月には、両当事者は正式に戦略的パートナーシップを確立し、 2年間の緊密な協力を経て、デジタル化、プロセスシステム改革、スマートカーソリューションの分野での両者の協力の成果が徐々に実施され、内容がより詳細になり、さらなる強力の深化の基礎が築かれた。


情報技術と製造における深い統合や、デジタルトランスフォーメーションの推進は、自動車業界が革新的なトランスフォーメーションを達成し、開発をアップグレードするための重要な道である。今回はさらに連携を深めるため、それぞれのメリットを活かし、デジタル化、プロセスシステム改革、ブランド戦略、需要供給、経営経験の共有など、デジタルクラウドにおける戦略的パートナーシップを深めていき、また、クラウドベース、AIプラットフォーム、スマート製造、スマートパーク、産業とインターネット、5Gアプリケーション、人材育成、プロセス組織構築その他の主要な分野で協力を実行していく。