長春軌道客車株式有限公司

時間: 2008-12-01 10:18 情報源:
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  長春軌道客車株式有限公司は2002年3月に成立し、中国北方機関車車両工業集団を発起人として、旧長春客車廠の主要な業務と優良な資本の基礎上に制度改変し、再組織した新型株式公司で、会社の総株額と登記資本はそれぞれ5.3億元、3社の持株支社、1社の合資会社、1社の境外株式参与会社がある。会社社員数8000人で、工場区敷地面積152.6万平方メートル、工場建築面積が42万平方メートル、総資産は45億元、純資産9.74億元である。

  会社の前身は長春客車廠で、1954年に創立、国家“一五”期間の156個の重点建設項目の一つ。50年以上の建設と発展を経て、会社は全国最大な鉄道列車と都市軌道車両の研究発明、生産して、輸出基地となった。これまですでに27000輌以上の鉄道客車を生産し、約全国鉄道客車保有量の50%を占め、全国のすべての鉄道局(集団公司)と地方鉄道会社をカバーし、累計2200輌以上の都市軌道車を生産し、国内都市軌道車の80%近くを占め、全国の都市軌道交通機関のある10都市のうちの8都市が長春客車公司の産品を使用している。国際市場でも同様の優秀な業績で、産品はイラン・パキスタン・バングラデシュ・ジンバブエなど10数ヶ国家へ輸出され、1995年から今日までに、輸出金額は12億ドルを超過した。

  会社は国内で最大規模、最高精度、最新鋭の技術を持つカーボン・ファイバー車、ステンレス車、アルミニウム合金車という三本の生産ラインがあり、ドイツ、イギリス、韓国、日本などの国で製造された世界最先端の技術設備を配置している。国際的に一流のハード設備を建設する同時に、会社はソフト建設をも重んじており、会社は国家級の企業技術センターとポスト・ドクター科学研究工作所を持つのみならず、一流の研究開発チームもあり、世界一流の研究開発と設計手段を採用し、情報化と事務処理自動化の面で国内トップレベルを占めている。

  会社は「信用を本に、創造を魂に」という経営理念を遂行し、始終民族工業の発展に力を入れ、自主ブランドの創立に努力している。国内最初の地下鉄、最初の25型車、最初のモノレール車、最初のリニア・モーターカー、最初の新幹線を生産し、国内軌道車両単項輸出金額最大の記録を持ち―オーストラリアへ626輌のステンレス二層客車3.1082億ドルを輸出した。会社は始終「科学技術で企業を振興する」という戦略を堅持し、科学技術の進歩を不断に速め、近年来20項以上の国家級および部級の科学研究項目を引き受け、多くの研究課題で重大な突破を見て、中国軌道交通装備製造業の発展に対して巨大な推進作用を発揮した。

  1988年以来、会社は連年で国家トップ500社工業企業の列に加わってきた。近年来、国家「五一」労働賞、全国質量効益型先進企業などの称号を得、中国鉄道客車工業企業の中で率先してISO9001質量体系、ISO1002-1計量測定体系、ISO14001環境管理体系、OHSMS職業安全健康管理体系、ドイツSLVアルミ合金溶接DIN6700及び安全質量標準化一級企業の認証を獲得し、国際市場へ進出するため必要なすべての通行証を獲得した。

  業界の主導企業として、会社はすでに「国際一流軌道車両製造企業建設」という発展目標を立て、不断に挑戦と自己超越を目指す。現在仏国アルス社と独国シーメンス社と提携し、連合で200km/hと300km/hの高速鉄道客車の設計を進めている。会社はこれを契機に、世界軌道車両の強豪企業へと急速に発展するだろう。