税関の見方から吉林省輸出入企業の発展を見る

時間: 2020-06-05 10:19 情報源:
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 前の4ケ月、吉林省の対外貿易輸出入額は4255千万元で、前年同期比1.6%増加し、増加幅は第1四半期より1.5ポイント増加し、増加率は全国同期より6.5ポイント増加した。1 月から4月にかけて、吉林省の自動車部品の輸出額は107.1億元で、前年同期比12.9%増加した。

 

 2017年と比べ、長春税関の2020年の第1四半期の輸入通関時間の圧縮比は46.59%、輸出のは55.88%になった。その中、輸入の全体通関時間は全国平均の11.28時間より短く、通関コストも下げたし、企業の国際市場での競争力も強化した。

 

 1 月から4月にかけて、長春税関は企業に原産地証明書を5017部発行し、ビザの金額は33300万ドルで、企業は輸入国の減免関税を約1349万ドル受けることができる。セルフコピーが不可能な貿易地域では、申請者は関連書類を税関に送付し、税関が済んだ書類を申請者に返送することができる。現在、保証義務を完了した企業保証金に対して、税関は「遅延無し」で保証返上の手続きをするだけでなく、企業の「保証返上を申請する」ことから税関の「保証返上を注意し、返上することを加速する」に転換し、更に作業時間を50%近くまで圧縮している。多くの外資系企業は、このような優れたサービスを持っているので、企業の発展にはより自信があると表した。

 

 吉林省は今年に入って、中欧貨物列車(長満欧)の再開を全力で支援すると同時に、長春から仁川までの初の全貨物チャーター便を開設した。4月に琿春—ザルビノ—寧波の内貿外運の航路が年内に就航し、5月に琿春—ザルビノ—青島の内貿外運新の航路が就航した。1月から4月にかけて、中欧貨物列車(長満欧)3544標箱の貨物を運送し、前年同期比21%増加した。運搬貨物は52300トンで、前年同期比56%増加した。貨物価格は人民元で約119000万元で、前年同期比4.2%増加した。現在、吉林省は海、陸、空が全て覆われたマルチスタイルの聯運の貿易ルートを形成しており、輸出入貨物が選択できる輸送ルートはますます多様化し、貿易レベルもますます高くなっている。

 中国中欧貨物列車の出国港、特に東線の出国港の混雑状況を緩和する「長琿欧」は今年第3四半期に双方向テストを完成し、その時、「一帯一路」構想、「長吉図」開発開放戦略とロシア極東開発戦略の有効なドッキングが形成できる。