吉林省の越境ECの品質と効率が向上

時間: 2021-02-25 10:52 情報源:
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2020年の小売輸出入は前年比178%増加

 

  昨年、越境ECは、企業が国際貿易を実行し、外国貿易の革新と発展の先駆者となるための最初の選択肢となった。 2020年の吉林省の越境ECの取引量は33.6億元で、前年比25%増加し、このうち、越境ECの小売輸出入は年間97000万元で、前年比178%の増加となった。

 

  2020年には、吉林省商務庁は、「六穏」と「六保」の任務に関して、「デジタル吉林」の開発をリーダーシップとして、越境EC総合試験区の開発や企業と有名越境ECプラットフォームの協力、越境ECによる小売輸出入業務の発展、重点プロジェクトの開発、越境EC企業のインキュベーション、人材育成などを推し進めることに力を入れ、吉林省全体の越境ECの質と効果を向上させ、絶えず外国貿易の新しい成長ポイントを突きながら、育成し続け、前向きな効果を得ている。その中で、吉林市が国家越境EC総合試験区として承認され、琿春市が越境EC小売輸入試験都市として承認された。琿春と吉林の越境EC

 

  総合試験区の開発のための実施計画は、吉林省政府の文書として発行された。また、長春からソウルへの国境を越えた貨物チャーター便が開通し、吉林−浙江省越境EC運営センタープロジェクトが正式に開始され、長春興隆総合保税区は、初めての越境ECO2O保税を見せ、琿春市では、「越境EC輸出返品」、輸入保税倉庫の「1210」事業が始まっている。有名な越境ECプラットフォームとの協力が深まり、吉林省企業のアリババインターナショナルのプラットフォームの店舗立ち上げが417社に上り、前年比23%増加し、150社以上が環球資源網の店舗立ち上げを行った。さらに、越境ECに関する政策の宣伝や研修活動をオンラインおよびオフラインにて行い、何千人もの人々が参加した。

 

  吉林省商務省庁の関係者は、以下のように紹介した。

 

 「今年、吉林省商務省は越境EC総合試験区の開発に引き続き焦点を当て、長春、吉林、琿春の越境EC総合試験区の連動的な成長を推し進め、開発のペースを加速する。また、「吉品出海」キャンペーンを実施し、企業が多種多様な越境ECプラットフォームにおいて店舗を立ち上げることへの支持に力を入れる。そして、越境ECプラットフォームや企業、代理運営者、物流、決済などのサービス業者の育成と誘致し、開発の活力を高めるための多数の主要プロジェクトを追跡および促進する。さらに、政府、学校、協会、企業間の協力を促進して、マルチレベルの越境ECの人材トレーニングとビジネスインキュベーションを開発し、越境ECの開発に知的支援を提供する。そして、越境ECの発展を促進し、貿易のデジタル的な成長を完全に促進し、外国貿易の安定したクオリティと質の高い成長を促進する良好なビジネス環境をさらに作り出すために、関連する規制当局とのコミュニケーションと協力を強化する。」