近日（2月18日）、アウディ一汽新エネルギー車プロジェクトが長春で正式に開始された。吉林省共産党委員会の景俊海書記が開会式に出席し、プロジェクトの開始を発表した。吉林省共産党委員会副書記兼吉林省省長の韓俊氏がスピーチを行った。

アウディ一汽新エネルギー車プロジェクトの計画総投資額は358億元で、純粋な電気自動車の生産に特化した中国初の生産拠点であり、高度なPPEプラットフォームとデジタル、モノのインターネット、環境保護技術を応用し、第一期開発が終わると、年間15万台の新エネルギー車を生産できる。打ち上げ式の前に、景俊海書記と韓俊省長が一緒にプロジェクト現場を訪問し、その場でプロジェクトの準備を視察し、プロジェクトの本格的な開始を促進するための事前の準備を行った。景俊海書記と韓俊省長は、あらゆる種類の機器が効率的に稼働し、すべての作業が整然と進んでいることを満足していた。

景俊海は、以下の通り強調した。「アウディ一汽新エネルギー車プロジェクトの開発を促進することは、習近平総書記の吉林視察時及び一汽視察時の重要講話の重要指示の内容を実行するための実践的な行動であり、壮大な現代新型自動車及び部品産業の成長と新時代の吉林の全面的な活性化を進める意義を大きく持っている。吉林省直轄の関連部門は、承認プロセスをさらに最適化し、接続リンクを開き、プロジェクト開発の円滑な進行を確実にするために一流のサービスを提供する必要がある。長春市は、産業の集積と人材のプールをより促進するために、地域の計画と産業や生活などの支援施設を継続的に改善する必要がある。アウディと一汽は、十分な準備をし、技術リソースを集中し、プロジェクトをできるだけ早く生産過程まで移すように推進する必要がある。」

韓俊省長はスピーチの中で、以下の通り強調した。

「アウディ一汽新エネルギー車プロジェクトの開発が完全に開始したことは、習近平総書記の吉林視察時の重要講話の重要指示の内容を実施することであり、李克強首相の吉林視察時の要求を実施することであり、また、中国とドイツの指導者の重要なコンセンサスを実行することでもあり、両国が新エネルギー車の分野での協力を進化するための重要な手段であり、中国のさらなる開放拡大の重要な象徴である。そして、これは、吉林の自動車産業の成長過程及び吉林の活性化と発展に強い推進力を注入し、中国とドイツの自動車産業における協力の新しい栄光に新しい時代を描き続ける。アウディ一汽PPE新エネルギー車は、世界をリードする最も革新的な電動車両である。プロジェクトの主導的役割を十分に発揮し、自動車産業における電化、インテリジェンス、ネットワーキング、共有のトレンドを綿密に追跡し、技術革新とエコ変革を加速し、産業チェーンをさらに拡大し、イノベーションチェーンを強化し、バリューチェーンを改善し、デザインや車両および部品の製造、および市場サービスの包括的研究開発を統合する新エネルギー車産業システムを構築し、新エネルギー車産業の成長の圧倒的な高さをつかみ、一汽が世界級の企業となり、長春が世界級の自動車都市を構築するのを支援していく。プロジェクト建設に最高のサービスを提供し、最高の環境を作り、アウディ一汽PPE新エネルギープラントを世界で最も先進的な新エネルギー車プラントに建設する必要がある。」

吉林省共産党委員会常任委員で長春市共産党委員会書記の張志軍氏や、中国一汽集団共産党委員会書記兼董事長の徐劉平氏、アウディ中国の温沢岳総裁が次々とスピーチを行い、 Win-Winの協力を深め、プロジェクトの構築を促進するという彼らの自信と決意を表明した。また、アウディドイツの社長であるダスマンは、プロジェクトの発展の幅広い見通しに期待し、すべての関係者が協力して完全に成功することを願って、ビデオスピーチを行った。

　吉林省共産党委員会常任委員で常務副省長の呉靖平氏が開会式を主宰した。吉林省および長春市の指導者である胡家福氏、李偉氏、王子聯氏、中国一汽集団総経理の邱現東氏、吉林省政府秘書長の安桂武氏、フォルクスワーゲン中国の劉雲峰副総裁がこのイベントに出席した。