吉林省の企業団体がロシアに赴き経済貿易の連携を展開

時間: 2023-01-12 15:19 情報源:
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 19日、吉林省の経済貿易代表団は、琿春市の中露陸路港を出発し、ロシア極東地区に向かい、5日間の経済貿易交流ドッキング活動を展開した。今回の訪問はわが省が「7線並進」プロジェクトを実施してから第4駅である。今回訪問した吉林省経済貿易代表団は、中露陸路港の旅客輸送通路が正常に回復した後、初めてロシアを訪問した経済貿易団のグループだ。

 調査によると、今回訪問団の一行の関係企業は商品貿易、国際物流、バイオテクノロジー、食品加工、デジタル経済など多くの分野をカバーしておる。ロシア滞在中、わが省の経済貿易代表団はロシア商務主管部門を訪問し、ウラジオストク駐在総領事館の商業取扱所及びロシア関係商業協会と深い商談を展開し、ロシア企業と石炭、海産物、農産物、自動車部品、国際電子商取引、国際物流などの面で協力して実務的な連携商談を行うつもりだ。


 記者によると、過去3年間、わが省の企業と海外の顧客との商談交流は阻害され、省内企業の国際市場開拓、受注獲得は大きな影響を受けた。今回のロシア極東地域への経済貿易交流を再開するためのメッセージが発表されると、省内の30社以上の意向企業が速やかに応募した。ロシア浜海国境区のビジネス部門は今回の活動を非常に重視し、専任者の連携を手配し、事前にわが省企業の協力需要に対して入念に準備を行った。


 省商務庁の責任者は、「一帯一路」構想が提出されて10周年を迎えるにあたり、わが省が率先して北上して「出て行く」、開放協力を促進する重要なステップを踏み出したことは、わが省が2つの市場、2種類の資源をよりよく統一的に利用し、北に重要な窓口と北東アジア地域協力センターのハブを構築する上で重要な促進作用を果たすだろうと述べた。2022年前の11カ月間、全省の対ロシア貨物輸出入額は74%増加し、規模は過去最高を記録した。次のステップでは、わが省は中国・モンゴル・ロシア経済回廊の建設への積極的な参加に焦点を当て、ロシアの関係地域との意思疎通と連絡を絶えず強化し、対外開放の新たな通路をさらに広げよう。また、高レベルの連携協力プラットフォームを持続的に構築し、対ロシア経済貿易協力のレベルと空間を絶えず向上させると期待される。