外交部、中国と外国の人的往来に便宜を図る「三減三免」政策を打ち出し

時間: 2024-03-06 10:50 情報源:
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 34日、外交部の定例記者会見で、東方衛視テレビ局の記者は、「先週金曜日、中国とタイのビザ相互免除協定が正式に発効した。統計データによると、31日当日、タイの訪中観光客による中国旅行の予約は前年比3倍増となり、2019年比で160%以上増加した。外国人観光客の訪中意欲が高まる中、中国側は彼らの訪中を便利にするためにどのような協力を提供するのか」との質問を出しだ。毛寧氏は、「中国のビザ免除の『友人の輪』が拡大を続けるにつれ、中国を訪れる外国人観光客の数は明らかに増加している。春節期間中の入国観光客数は延べ323万人に達し、フランス・ドイツ・マレーシア・シンガポールなど新たに増加したノービザで中国に入国できる国からの観光客の増加が目立ち、上述の国の春節のインバウンドツアー受注総数は2019年同期比で倍増した。


中国と外国の人的往来を便利にするため、外交部は『三減三免』政策を打ち出した。すなわち、ビザ申請書の提出内容を減らし、短期的にビザ費用を引き下げ、中国への留学許可手続きを簡素化し、一部の申請者の指紋採取を免除し、ビザの予約を免除し、仏・独などの国に対して一方的なビザ免除政策を試行する。外国人のモバイル決済難の問題を解決するため、中国人民銀行(中央銀行)は決済機関にカード登録の効率を向上させ、身分証明手配の簡素化、モバイル決済の1件の取引限度額の引き上げを指導する。北京は重点商圏・観光地・公園・ホテルの外国人用カードの受け入れ能力のアップグレードを推進し、首都国際空港と大興国際空港の海外来客決済サービスモデルエリアを構築する。上海はホテル・観光地などで外国人用カードPOS機を開通する。このほか、主要な通信事業者は主要都市の空港に複数のサービス拠点を設け、外国人が入国して携帯電話番号を取得できるようにする。


私たちはより多くの外国の友人が中国に来ることを歓迎し、彼らに安全で快適で便利な旅行環境を提供するために引き続き努力していく」と答えた。