8月28日夜、第20回中国長春映画祭の閉幕式並びに表彰式が、長春国際影都のゴールデンホールにて執り行われた。

　本年は、中国映画誕生120周年、長春電影製片廠（長影）設立80周年という記念すべき年であり、1992年に創設され新中国初の都市名を冠した映画祭として知られる中国長春映画祭も、20回目という輝かしい節目を迎えた。この二つの歴史的周年を祝福し、80年の伝統を受け継ぐ重要な瞬間において、今回の映画祭はより一層深い歴史的意義を帯びることとなった。「新時代・新たなる揺籃・新たなる力・新たなる旅立ち」をテーマに、開閉会式、映画賞選考、上映、映画交流、「揺籃」へのオマージュ、産業融合の6つの主要プログラムを次々と展開。映画産業が都市発展を推進し、民族の団結を促進し、文化による市民への還元を実践する責任と役割を鮮明に示した。

　6日間にわたる開催期間中、本映画祭は中国語圏映画関係者の交流と連携のプラットフォームを構築し、中国語圏映画の革新と継承を余すところなく表現し、各方面から高い評価を得た。表彰式の進行とともに、今回は「金鹿賞」の各部門における10作品の受賞作が決定した。「揺籃の都市」長春は、専門性、時代性、大衆性をますます際立たせた光と影の祭典を通じて、中国語圏映画の素晴らしい新たな一章を刻み、映画強国への建設に長春の力を注ぎ込んだ。