国家緊急医療救援基地(吉林)立体転運センターの移動式病院が運用開始
時間:
2025-10-17 14:06
情報源:
長春日報
【字の大きさ: さらに大きく 大きく 標準】 印刷
この移動式病院は、国家緊急医療救援基地(吉林)立体転運センターの中核施設である。通信指揮車、移動 CT 車、手術車、重症集中治療車、生活支援車など 14 種類 15 台の車両と、43 基の病棟テントで構成されている。外来診療エリア、手術治療エリア、特殊治療エリアなどの機能ゾーンを備え、200 床を設置している。1日当たり800~1000人規模の診療に対応することが可能である。


2023年6月、吉林大学中日聯誼医院が推進する国家緊急医療救援基地建設計画における基本設計及び投資概算は、国家衛生健康委員会の承認を取得した。本プロジェクトは、応急指揮センター、集団負傷者対応センター、立体転運センターなど9つの主要施設で構成されている。移動式病院の運用により、応急指揮、広域迅速対応、陸海空の立体転運、大量傷病者への集中治療、突発的中毒事態や寒冷気候による被害、大規模森林火災に伴う熱傷事故などへの緊急医療対応能力が強化される。これにより、東北地域における大規模自然災害や社会安全事態への対応において、緊急医療救援の中核として重要な役割を果たすことが期待されている。
編集:李孟群


