氷雪運動安全保障協同イノベーションセンターが長春に設立

時間: 2025-10-20 14:07 情報源: 長春政事児
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 10月15日、氷雪運動安全保障協同イノベーションセンター(北方六省区)が長春に設立された。このセンターは、吉林大学中日聯誼病院と吉林大学「氷雪観光施設装備及びインテリジェントサービス技術」文化観光部重点研究所が共同で主導し、吉林省、遼寧省、黒竜江省、河北省、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区の105機関が参加している。地域の枠を超え、多様なサービス主体と統一された指標システムを通じて、北方六省区における氷雪経済の高品質な発展に強力な推進力を提供する。​

 

「北方六省区氷雪運動安全保障協同イノベーションセンター」の発起主体は、氷雪運動教育サービス、氷雪観光サービス、氷雪装備サービス、氷雪消費場面サービス、氷雪救助救護サービス、氷雪運動リハビリテーションサービス、氷雪金融保険サービス、氷雪保障データサービス(または「氷雪保障情報サービス」)に係る8つの主要主体で構成されている。内訳は、政府及びその関連機関14機関、医療機関20機関、高等教育機関及び研究機関20機関、学会・協会10団体、氷雪施設・観光・装備などの関連企業41社である。センターの設立により、地域的な制約を打破し、業界の枠を超えて、各種氷雪関連主体のサービス意識と能力を向上させ、合意形成と協調的なイノベーションを通じて、北方六省区の氷雪経済の高品質な発展に対する全方位的な支援を提供する。​

 

同日、初版となる『氷雪運動安全保障指標体系』(第1版)も発表された。この『指標体系』は、2つの発起団体が10以上の大学の専門家及び複数企業と共同で研究・協力を重ねて策定したもので、4つの大分類、43の中分類、191の小分類を含み、氷雪運動の全過程を網羅している。内容は、公衆宣伝指導(または「普及啓発指導」)、専門コーチの育成、装備及び衣装の技術開発、医療資源の地域配置などの分野に及ぶ。​

 

「氷雪運動の安全は非常に重要視されている課題です。当院は吉林省唯一の国家緊急医療救援基地、国家外傷地域医療センター、国家整形外科地域医療センターとして、スポーツ安全保障、リハビリテーション治療、緊急救助の分野で豊富な経験を有しています」と、吉林大学中日聯誼病院の杜建時党委員会書記は述べた。同書記は、「センター設立後、当院は整形外科、血管外科などの強みを活かし、専門チームと先進的な設備により、氷雪スポーツ選手に迅速かつ専門的な医療サービスを提供し、スポーツ中の負傷リスクを効果的に低減していく」と付け加えた。

 

 

 編集:李孟群