第9回中独自動車大会、長春で開幕
11月12日、第9回中国・ドイツ(中独)自動車大会が長春で開幕した。中国共産党吉林省委員会副書記・省長の胡玉亭氏が出席した。
中独自動車大会は、「自動車大国」として知られる両国間で、最高水準かつ最大の影响力を持つ専門的な協力・交流プラットフォームとして世界から注目を集めている。本大会は商務部の強力な支援を受け、「中独自動車産業協力の新生態」をテーマに、自動車産業「新四化」(電動化・ネットワーク化・知能化・共有化)の発展方向に焦点を当てる。大会を通じ、産業の高品質な発展について共に議論し、科学技術革新がもたらす課題と機会に積極的に向き合うとともに、双方の実務的な開放協力を推進し、中独両国の自動車産業が融合と革新を通じて互恵共栄を実現する新たな一頁を共に綴ることを目指す。
自動車産業は中独経済貿易協力における重要分野の一つだ。現在、吉林省は中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議の精神を深く貫徹し、伝統産業の高度化と新興産業の育成強化を推進するとともに、未来産業の布石を打ち、重点産業の質と水準の向上を図ることで、吉林省の特色を備えた現代化産業体系の構築を加速し、新たな質の生産力の発展を牽引している。本大会を通じ、中独双方の協力成果をさらに固め、自動車及び部品企業、研究機関、専門家・学者など多様なリソースを結集し、産業・革新・人材・市場などの分野における協力の潜在力を掘り起こし、中独自動車産業協力の新たな模範を創出する見込みだ。
開幕式では、ドイツ連邦議会元副議長・ドイツ東部経済国際協力委員会委員長のハンス・ペーター・フリードリヒ氏、在瀋陽ドイツ連邦総領事館のシェ・アンニン総領事が挨拶に立った。両氏は「双方が今後も手を携え、自動車業界の発展の流れに注目し、交流と対話の架け橋を構築することで、実務協力を深化させ、互恵共栄の新たな局面を切り開いていくことを期待する」と述べた。元商務部副部長・全国政治協商会議参政議政人材庫特別招聘専門家の陳健氏、吉林省副省長の楊安娣氏、長春市長の顧剛氏、中国一汽総経理の劉亦功氏も挨拶を行い、「双方の比較優位性を十分に活かし、市場の新たな機会を共に捉え、協力の新たなハイライトを共に創出することを期待する」と訴えた。
編集:李孟群


