中蒙大学連盟設立大会が成功的に開催

時間: 2019-10-25 09:52 情報源:
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  1021日、「絲路襟帯 欧亜陸橋」—中蒙大学連盟設立大会が東北師範大学で成功的に開催された。第一陣の連盟成員大学は東北師範大学、北京大学、山東大学、内モンゴル大学、内モンゴル民族大学、新疆職業大学、モンゴル国立教育大学、モンゴル国立医科大学、モンゴル国立科学技術大学、モンゴル国立農業大学とモンゴル国立国防大学の11校を含む。吉林省外事弁公室副主任の張玉奪氏が開幕式に出席して参加した。副学長の韓東育氏が大会を司会した。

 

 東北師範大学学長の劉益春氏とモンゴル国立教育大学学長の達西道爾吉満達賀氏は提唱大学代表として相次いで挨拶をした。劉益春氏によると、東北師範大学の国際化建設は一貫して「学校の発展にサポートして、国家外交を助力する」という根本原則を堅持し、東亜に立脚し、世界に向け、ハイレベルの学術交流と国際的な人材を育成することで効果が顕著であると指摘した。彼は、今の世界は各国が構成されている運命共同体であり、人間の発展に直面する多くの全世界的な挑戦はみんなの協力が必要だ。中蒙大学連盟はこの勢いに従って、共同で両国の科学研究と人材育成の進歩を推進すべきだと強調した。

 

 達西道爾吉満達賀氏によると、今年は中蒙国交樹立の70周年にあたり、中蒙大学連盟は両国の関係が新時代の機運に乗じて生まれた。彼は、連盟大学は「点対点」という古い考えを打ち破って、「点から面にする」という新しいモデルを構築すべき、両国の教育力を集め、教育協力と革新を促進し、モンゴル国の「発展の道」計画と中国の「1ベルト1ロード」の提案により良いサポートを提供することを強調した。

 

 モンゴル国立教育大学教育基礎センター主任の扎丹巴教授、北京大学モンゴル学研究センター主任の王浩教授は前後して『「1ベルト1ロード」とモンゴル民族哲学』と『人文交流と協力を強化し、新時代における中国とモンゴルの関係をしっかりと強化する』という主旨発言をして、二人は中国とモンゴルの文化交流の歴史の源流を深く述べ、科学的に両国関係の発展の未来の方向を分析した。

 

 中蒙大学連盟の第一回ワーキング会議では、各大学は連盟規約を集中的に審議して、以下の合意に達した。第一に、連盟大学の研究潜在力を十分に掘り起こし、学術研究を積極的に展開し、中蒙関係を強化し、人民の友情を増進するために実質的な提案を行う。第二に、既存のモンゴル国研究センター、モンゴル学研究センターと孔子学院を頼りにして、中国語とモンゴル語に精通する人材を育成し、中国とモンゴルの経典文献を翻訳し、両国の政治、経済、文化、歴史と文学に対する研究を深める。第三に、積極的に連盟大学の資源の優位性を発揮させ、医薬、生命科学と環境科学など分野での深い協力を推進し、区域の生態と人民の福祉に力を捧げる。