長春名誉市民の越沢明(こしざわ あきら)氏新刊発表会及び越沢明蔵品寄贈式が成功に開催

時間: 2019-12-24 14:01 情報源:
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 1217日午前、長春市計画と自然資源局、長春市人民政府外事弁公室、吉林出版グループが共同で主催された『18951945年長春都市計画史図集』新書発表会及び越沢明蔵品寄贈式が長春市都市農村計画展覧館で行われた。長春市人民政府副秘書長の王首先氏が式典に出席して挨拶をした。

 

 『18951945年長春都市計画史図集』は長春都市計画史に関する重要な文献であり、大量の地図と映像を通じて、1895-1945年の長春都市近代計画史を初めて収録して整理し、学術と専門の視点で長春都市の歴史を理解し、長春都市の発展意義を探求するには重要な意味をもつ。

 

 発表会では、越沢明氏が長春市企画展覧館に20点以上の貴重な文献を寄付した。近年、越沢明氏が一生にわたり収蔵する百件余りの近代都市計画文献を相次いで長春市企画展示館、偽満皇居博物院、長春市档案館などの多くの機構に寄付した。学術資料として、これらの文献が長春市の都市の発展と歴史研究に役立つことを期待している。

 

 越沢明氏は1976年に東京大学から卒業した。今は北海道大学の名誉教授で、日本の有名な庭園と都市計画専門家でもある。越沢明氏は長期にわたり近代都市計画の研究に力を入れており、特に長春の近代都市計画研究において成果が多く、2003年に長春市人民政府都市計画顧問を迎えた。その著作の『偽満州国首都計画』と『18951945年長春都市計画史図集』はいずれも長春市人民政府外事弁公室の欧碩副主任が中国語に翻訳し、長春市の計画脈絡と思想を研究する上で重要な意義がある。長期にわたって、越沢明氏は長春市の都市建設と対日交流協力に重要な貢献をした。2014年に我が市に「長春市名誉市民」の称号と授与された。

 

 長春にいる間、越沢明氏はまた長春市図書館、長春市档案館、偽満皇居博物館と浄月潭などを訪れて、図書館館長の謝群氏と档案館館長の張鳴雨氏などの関連部門の責任者とそれぞれ交流し、外事弁公室副主任の段華旭氏と副主任の欧碩氏は越沢明氏と会見した。