長春・千歳がオンライン農業国際交流会議を開催

時間: 2021-03-18 09:13 情報源:
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  3月16日午後、長春市外事弁公室は日中オンライン国際農業交流会議を開催した。千歳市は北海道の農業と畜産の専門家を派遣し、牛の飼育と管理技術について長春市担当者に講義を行なった。長春市畜牧局、専門家、外事弁公室による貧困緩和の対象である後崗村の畜産家の代表、永安県農業農村局、城開農業投資開発集団、皓月集団およびその他の関連する県市区、政府部局、企業家、技術者が交換会議に参加した。

  この講演の専門家である五十嵐将寿氏は、現在、北海道石狩市振興局石狩農業改善普及センター本部主任を務めており、20年以上の関連業界経験を持ち、優れた研究成果を上げている。講演では、妊娠中、出産後、飼育期間中のさまざまな成長段階における肉牛の飼養・管理方法、肉牛に必要な飼養環境についての講義を集中して行い、現場において、長春市側が提起した肉牛の病気の予防の問題について交流と回答を行なった。
市畜牧局の宋荫卓局長は、以下の通り述べた。

 「中国の肉牛産業は繁殖と管理の正確さによって収益性を得る時代に入ると言う人もいるが、それに私は同意する。現在、私たちが手にすることのできる情報のほとんどは、「子牛の肥育と給餌」におけるヨーロッパの知識であるが、今回の交流により、日本の北海道における肉牛の効率的な給餌および管理技術について知ることができ、知識のギャップを埋め、長春市の肉牛産業にとって、学ぶ価値があり、有益であった。」

  長春には肉牛産業を発展させるための基盤と利点があり、長年にわたって産業チェーンで育まれてきた一流企業だけでなく、草地や牧草地などのユニークな天然資源もある。昨年10月には長春市100万頭肉牛開発プロジェクトが調印され、今年3月には長春市の「三早」プロジェクトにクリーンリサイクル肉牛産業モデル園区が含まれ、肉牛産業の発展の好機と政府の協力的な支援が見られる。
市外事弁公室の薛春志主任は、以下の通りのべた。

  「今回のオンライン国際農業交流会議は、外事弁公室が市共産党委員会と市政府の業務を実施し、長春市の主要プロジェクトを後押しし、特徴ある産業の発展に伴い、農村活性化と新型都市農村化開発を促進し、第14次五カ年計画において長春市の農業が良いスタートを切るための重要な手段であり、コロナ禍においては、オンラインで新しい農家トレーニングを実施し、「農民+企業」によって、牛肉産業チェーンの「繁殖体制」を体系的に発展させ、品質と効率を向上させることとなる。同時に、この会議の開催によって、市の国際友好都市との交流と長春市産業の育成との革新的な融合であり、今後外事弁公室はより一層友好都市のリソースを用いて、「農業や企業の成長の促進」を育む国際交流を生み出し、農業と農村地域の現代化をサポートする。」