第17回中韓地方政府交流セミナーが長春で開催

時間: 2023-04-21 10:07 情報源:
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 19日、「中韓交流を強化し、地域協力を深める」をテーマとした第17回中韓地方政府交流セミナーが長春で開かれた。在瀋陽韓国総領事館総領事の崔喜悳氏、長春市党委員会副書記兼市長の王子聯氏、韓国市道知事協議会中国事務所長の金相広氏、外交部外事管理局の陳立氏が開会式に出席してスピーチを行った。


王子聯氏は市党委員会と市政府を代表し、来賓の皆さんに歓迎の意を表した。王氏は、「中国と韓国は海を隔てて向かい合っており、地理的に近く、国交樹立から30年以上が経ち、両国の関係は時代とともに前進し、全面的に発展している。この交流セミナーは15年ぶりに長春で開催され、産業振興、文化体験、基調講演、経済貿易交流などの活動は素晴らしく、双方の友好を促進し、協力を深め、中国と韓国の関係をより高いレベルへ推進していく」と表した。


長春市と韓国の地方自治体は長期にわたって密接な交流と協力を保ち、相次いで蔚山、ソール、全州など6都市と友好関係を築いてきた。2020年に設立された中韓(長春)国際協力モデル区は、中国が東北部における唯一の韓国向けの国家レベルの協力プラットフォームである。現在、100近くの韓国資本企業が当市に集まり、総投資額は45億元を超え、両者の協力は経済、社会、文化などのさまざまな分野に完全に拡大している。


王子聯氏は、「長春市が北東アジアの地理的幾何学的中心に位置し、中国の重要な旧産業基地、商品穀物基地と科学・教育・文化の有名な都市である。現在、中国共産党第二十回全国人民代表大会の精神を貫徹し、近代都市圏の建設を先導し、「六都市連携」の実現を加速し、より高いレベルの開放を揺るぎなく推進している。韓国は北東アジアの先進国であり、エレクトロニクス、自動車、化学工業、映画・テレビ、医療美容などの産業は世界のトップレベルにあり、政府のガバナンス、特にデジタル政府の建設は世界のトップである。双方は産業発展、新技術開発、文化・観光・商業などの面で協力スペースと巨大な発展潜在力を持っている。参加者の皆様には、本交流・セミナーを機にして、政務交流、経済・貿易協力、民間交流を一層深めていくことが期待される。韓国の起業家と友人が率先して好機を把握し、積極的に長春に来て投資し、共同で中韓の戦略的パートナーシップを新たなレベルに推進することを期待している。


2002年以来、中韓地方政府交流セミナーは中国の各都市で開催され、両国の地方政府間の経済貿易協力の強固なプラットフォームとなり、友好交流の重要な架け橋となっている。今回のセミナーは、在中韓国大使館、韓国市道知事協議会、長春市人民政府、吉林省外事公室が主催し、外交部外事管理局が共催し、長春市人民政府外事弁公室が運営した。360名を超える来賓が出席し、参加者数は今まで最多となった。


開会式の前に、王子聯氏は重要なゲストと面会した。