11月15日、北京にて「長春の冬旅」プロモーションイベントが開催された。中国共産党長春市委員会副書記、長春市長の顧剛氏が出席し、スピーチで「この冬はぜひ長春へ、ウィンタースポーツや温泉、そして当地の文化を楽しみにお越しください。美しい雪景色と清らかな空気、そして温かいおもてなしでお待ちしています」と、全国の皆様に温かな呼びかけを行った。

長春市は近年、習近平国家主席が提唱する「氷雪も金山銀山である」との方針に沿って、氷雪産業の育成に力を入れている。冬の冷たさという資源を活かした観光プロジェクトを次々と展開し、活気ある「熱経済」へと転換する取り組みを進めている。

新たな冬のシーズンに向け、長春市は「四季はそれぞれ魅力があるが、冬の雪なら長春へ」「スキーは長春で」をキャッチフレーズに、観光コンテンツの質向上、サービス改善、消費活性化を総合的に推進し、観光客数9,000万人突破を目指す。

イベントでは長春の観光プロモーション映像が上映され、メインテーマ「冬の雪なら長春へ」のプレゼンテーションが行われた。また、2025-2026年シーズンの消費促進策が発表され、魅力的な氷雪プロジェクトに関する対談イベントも実施されるなど、今後の展開にも注目が集まった。