重要な突破!紅旗全固体電池搭載車の初号試作車が完成

時間: 2026-01-22 13:51 情報源: 吉林発布
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このほど、中国第一汽車集団(FAW)が独自開発した紅旗ブランドの全固体電池搭載車の初号試作車の生産に成功した。これは、同社の全固体電池技術が正式に実車試験段階に入ったことを示す重要な節目である。


 


今回の試作開発プロジェクトは、470日間にわたる集中的な技術課題の克服を経て進められた。特に、硫化物電解質の開発、10Ahセルの性能向上、60Ahセルの製造プロセス確立といった重要技術分野で、段階的に大きな成果を上げてきた。車載実証に用いられた紅旗全固体電池 66Ah セルは、200℃という極限条件下での熱過負荷試験に合格。さらに、硫化物電解質のイオン伝導率は業界トップクラスの閾値である10 mS/cmを突破し、高い信頼性と性能を実証した。

 

紅旗全固体電池搭載初号試作車の完成は、中国一汽が高耐圧モジュールパッケージング技術やシステム軽量化・集積技術などの核心分野において、重要な技術的突破を達成したことを意味する。これにより、今後の量産化に向けて堅固な技術基盤が築かれた。

 

中国一汽は2014年から全固体電池の研究開発に着手し、2019年には業界で初めてVDA規格に対応した全固体電池セルを独自開発した。近年、同社はこの分野への取り組みをさらに強化し、過去3年間の研究開発投資額は年平均8.6% 増加し、技術開発の加速を支えている。

 

  編集:李孟群