16日、第十八回中国長春国際農業・食品博覧（取引）会が長春農業博覧園で見事に開幕された。

　展覧会は国家農業農村部、吉林省人民政府、長春市人民政府が主催され、長春市人民政府、中国農産物市場協会、吉林省農業農村庁、吉林省供給販売協同組合、吉林農業大学が運営され、長春浄月高新技術産業開発区管理委員会が共催される。

　今回の展覧会は10日間にわたって、「産業の発展を牽引し、農村の振興を助力する」をテーマにして、国家の農村振興戦略の実施を宣伝し、農村のグリーン発展、農業の高品質発展と率先して農業の現代化を推進し、農業のハイテク成果を展示し、農業協力交流を推進し、農村産業の振興、人材の振興、文化の振興、生態の振興と組織の振興、農業ブランドと展示ブランドの育成を目的とする。

　1号展示ホールは東北貧困地区県市の農産物の生産と販売のドッキング展示ホールと吉林省のブランド農業展示ホールである。「生産と販売をドッキングさせ、貧困扶助を強化し、農産物が省外に進出し、産業転換とアップグレードを促進する」をテーマにして、東北貧困地区県市の農産物の生産と販売のドッキング展を開催する見込み、東北貧困地区の県と市の農産物の販売困難を解決するために協力する。吉林省ブランド農業展示ホールは吉林トウモロコシ、吉林米、吉林雑穀雑豆、長白山高麗人参、長白山食用キノコと吉林良質畜産品など六つの「吉号」製品を集中的に展示、宣伝、紹介し、吉林省ブランド農産物の市場競争力を高める。

　2号展示ホールは全国農業産業化の先導企業と長春市逸品農業展示ホールであり、全部では276の国際標準展示ブースが設けられる。国家重点農業産業化の先導企業、食糧深化加工企業、長春市県（市）区農業企業、長春市貧困支援村製品が展示され、全国農業産業化先導企業展、長春市逸品農業展、長春市良質食糧展、長春市精準貧困支援及び第一書記が推薦する製品展などが行われる。農業産業化の発展の新しい成果、名優緑特ブランドの新製品と新技術、精準貧困支援の成果などを集中的に展示し、現代農業産業化の発展とブランド建設を促進する。

　3号展示ホールは国際農業逸品展示ホールであり、278の国際標準展示ブースが設けられる。ロシア、日本、韓国など20カ国以上の農業企業が出展し、海外の逸品農産物を展示し、展示会の国際化、市場化レベルを高める。

　4号展示ホールは全国の供給・販売特色のある農産物展示ホールであり、224の国際標準展示ブースが設けられ、「供給・販売ブランドの新たな優位を構築し、農村振興の新たなモティベーションを活性化する」をテーマにして、省内外の供給・販売システムの農民専門協同組合、先導企業、大型農場が出展する。全国の供給・販売システムの特色のある農産物の展示・販売プラットフォームを構築し、吉林の特色のある農産物の供給・販売を重点的に宣伝し、「吉号」農産品ブランドの名誉度を高める。

　5号展示ホールは全国のランドマーク農産物展示ホールであり、262の国際標準展示ブースが設けられる。全国各地の農業企業及びランドマーク農産物はここで各種の特色のあるブランド農産物、食品などを展示し、農産物の生産と販売のドッキングプラットフォームを構築する。

　優良品質農資商品展示エリアは屋外栽培エリアの西側に位置しており、敷地面積は2600平方メートルである。各地の農資生産販売企業、関係農業科学研究院、専門学校、科学技術普及機関などを招待して展示し、各種農作物の良質な種、種苗、肥料、農薬などの農業生産資料及び各種植物の成長調整剤を展示して販売する。

　展覧会の間にはまた東北貧困地区県（市）農産物生産と販売ドッキング大会、「全国百社農業企業が吉林に入る」というブランド農産物紹介推薦会、第二回販売特色農産物展示販売会――金メダル農産物の紹介と推薦に着目する、2019・吉林省食糧生産と販売協力相談会及び一部の省（市）地方食糧備蓄連携座談会、長春市農業資金誘致プロジェクト推薦と紹介会及び契約式、「神農杯」2019長春ブランド農産物選出、省エネ・排出削減新技術交流会などの活動が行われる予定がある。