福斯匹克:集積回路に「長春智造」と目印をつける

時間: 2019-09-25 13:52 情報源:
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 長春にはこのような国家級のハイテク企業——吉林省福斯匹克科技有限責任公司がある。同社はハイエンドの自動車に「脳」をインストールするだけではなく、無人機に「慧眼」を持たせ、独立開発した相補金属酸化物半導体イメージセンサーチップを上海、広州、深圳などに販売するだけではなく、アメリカ、インドなどの国にも販売しており、世界的に有名なウェハー工場、カプセル化工場と安定な協力関係を築いた。

 

 長春新区福斯匹克研究開発センターでは、技術者の仕事場は高級なオフィスのようで、窓は明々としており、中には人が見えなくて、タッタッとキーボードを打つ音しか聞こえない。「集積回路産業は情報技術産業の中核であり、経済社会の発展と国家の安全を支える戦略的、基礎的、先導的な産業である」と企業指導者の姚洪涛氏は言った。

 

 20146月、国務院は『国家集積回路産業発展推進要綱』を公布し、2020年までに、集積回路産業と国際先進水準の格差が次第に縮小され、全業界の売上高の増速は年平均20%を超え、企業の持続可能な発展能力が大幅に増加し、2023年までに、集積回路産業チェーンが国際先進レベルに達し、いくつかの企業が国際の第一階段に入り、飛躍的な発展を実現することが明らかにした。集積回路産業が国家発展計画に組み入れられた後、アメリカのシリコンバレーで10年間以上の集積回路の研究開発経験を持つ姚洪涛氏は毅然と帰国し、福斯匹克を創設し、相補金属酸化物半導体イメージセンサーチップを専念に開発する。その後、福斯匹克は自分の優位性により、アメリカのシリコンバレーと長春に研究開発センターを設立し、深圳にも事務所を設立し、感光チップ製品の研究開発に専念する。現在、福斯匹克は多くの発明特許、布図設計及びソフトウェア著作権を申し込んで、国内トップの相補金属酸化物半導体イメージセンサーチップのサプライヤーになり、国内初の高解像度SOCシステム級チップの研究開発者でもある。2018年、福斯匹克は国家レベルのハイテク企業として認定された。

 現在、福斯匹克の製品は安防監視、自動車、無人機、スマートルーム、顔認識、光ファイバー検査などの多領域に応用されている。「我々の製品は科学技術を大量に含んで、技術レベルが先進で、研究開発能力がリードしており、区域の業界の発展に強い放射と模範の役割を持つ。」姚洪涛氏によると、福斯匹克は今後、自動車、スマートルーム、ウェアできる設備、携帯電話などの分野に向けてチップ製品を続々と発売し、吉林省が集積回路チップ分野での空白を埋め、国外がこの分野に対する技術封鎖を打破し、世界一流の集積回路設計企業になるように力を入れる。