3月26日に、民航局は『疫病予防・抑制の間に引き続き国際旅客輸送便の数を調整して減らすことに関する通知』（以下、『通知』）を発表した。『通知』によると、国内の航空会社ごとは一カ国への航路を1本しか保留できず、しかも各航路が毎週に1便しか運行してはいけない。海外の各航空会社は我が国への航路を1本しか保留できず、しかも毎週に1便しか運行してはいけない。

 

　『通知』の全文は以下の通りである。

 

　疫病予防・抑制の間に引き続き国際旅客輸送便の数を調整して減らすことに関する通知

 

各運輸航空会社：

 

　海外の新型コロナウイルス肺炎の輸入リスクを断固として抑制するために、国務院の疫病予防・抑制の連合行動の要求により、国際旅客輸送便の運行量をさらに減らすことと決めた。具体的な要求は以下の通りである。

 

一、民航局が3月12日に公式サイトで発表した「国際便情報発表（第5期）」を基準にして、国内の航空会社ごとは一カ国への航路を1本しか保留できず、しかも各航路が毎週に1便しか運行してはいけない。海外の各航空会社は我が国への航路を1本しか保留できず、しかも毎週に1便しか運行してはいけない。

 

二、各航空会社は上記の要求に基づいて、事前に民航局運行管理センターに事前飛行計画を出してください。　

 

三、各航空会社は本通知の要求によって調整して減らす航空便に関わる航路の経営許可と発着時刻などを保留する。

 

四、各航空会社は民航予防・抑制仕事指導チーム弁公室が発行された最新版の『運輸航空会社疫病予防・抑制の技術ガイド』を厳格に実行すべきである。中国に出入国する航空便に厳格な予防措置を講じて、客席率が75%を超えないことを確保すべきである。

 

五、疫病状況の予防・抑制の必要によって、我が局は国際旅客輸送便の総量をさらに引き締める政策を打ち出す可能性もあり、各航空会社に十分に注目してもらい、事前に検討して、すでに販売した航空券の延期、キャ

ンセルなどの処置をしっかりと行ってください。

 

六、各航空会社は旅客機を利用して全貨物便を実行でき、旅客便の総量には含まれない。

 

七、各航空会社は本通知の第一条に基づいて調整した航空便の計画は2020年3月29日から実行する。

 

八、本通知は発布の日から発効して、締切日は別途通知する。本通知が発効された日から、民航発 [2020]11号通知は失効になる。

 

中国民用航空局

2020年3月26日