「紅旗スピード」が第一汽車の良質なブランド成長をもたらす
数日前、長春市共産党委員会宣伝部が主催した、「社会全体の底上げを実現する魅力的な都市」長春現代化都市圏開発における魅力的な企業選評会イベントにおいて、TOP10入りした「第一汽車」は、再びその良い業績を記録した。自社ブランドである「紅旗」は8月どの新車販売数が2.1万台を突破し、前年度比において110%を記録。そのうち、「紅旗HS5」の販売数は1万台を突破し、「1万台車両」の仲間入りを果たした。1月から8月における「紅旗」ブランドの車両の販売合計数は10.85万台に上り、前年度比108%と、その「紅旗スピード」の精神を世に示したかたちだ。
「紅旗」は中国で最も有名な国産ブランドの一つとして、先進技術や革新的な生産方法を使って、多くの技術開発のイノベーションを生み出し、自己ブランドの良質な成長を成し遂げてきた。
最近、第一汽車グループの研究開発本部の電子・電気実験室において、記者は心拍ハンドル、ホログラフィー、L3スマート・ドライブ、HILシュミレーション試験台などの設計を見たり、実際に心拍ハンドルを操作した。両手をハンドルに置くと、15秒で正確に心拍数を測定でき、ドライバーの安全の確保を最大化する。HILシュミレーション試験台には、1.5万種類のシュミレーション・テスト環境があり、22ヶ月あったテスト期間を8〜10ヶ月まで短縮し、研究開発効率を上げることができる。
展示スペースにおいては、全く新しい電動化スマート・インターネット技術プラットフォームについて案内された。FMEプラットフォームやFEEA2.0、効率性の高いハイブリッド技術、水素燃料電池エンジンなど業界でも最先端の革新的技術と設備のほか、紅旗S9、紅旗スマートバン2.0などのハイクオリティ車両などだ。これらの先進技術と製品は既に市場に出ている車両に使われているものもあれば、将来使われる可能性のあるものである。
未来的な設計に、コンフォートな走行性能、より豊富になる車両ラインナップ、日に日にアップデートされる自動運転技術……第一汽車グループの「新紅旗戦略」が導くのは、紅旗ブランドの先端技術や商品ラインナップだけでなく、経営理念もが市場の流れに従った変革を行うことで、消費者に「愛するしかない」ブランドと認知させ、その販売量を上げることだ。
現在、第一汽車グループは、「全世界初で斬新でオリジナル」の技術革新のためのコンピュータ・クラスターと先進的な専門能力だけでなく、グローバルな研究開発環境を含め、ブランド力向上のための成長環境を構築している。少し前、「旗智春城」スマート・インターネットモデル地区が正式に始動した。これは、第一汽車グループと長春市がともに紅旗エコ・スマート・コミュニティーの開発をし、地元企業との協力の深め、5Gなど新しいインフラの開発を進め、交通大国戦略やスマート・カー革新成長戦略を実行するのに有力な措置といえる。