一汽解放J7スマート工場が「中国初、世界トップレベル」のハイエンド事業用車両のスマート生産拠点に

時間: 2020-09-15 09:49 情報源:
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 4年連続大型トラックの販売量で1位、中型トラックでは3年連続1位、一つのブランドの販売量としては2年連続全世界第一位。一汽解放が「中国初、世界トップレベルのスマート・トランスポートの問題解決プランナー」になるためのカギとなる重要な時期に、ワールドクラスのスマート工場が「解放」の源流ともいえるこの地で開発されている。これまでの歴史の流れに、全く新たなものが生まれたのだ。

 

 工場が作られるのは、第一汽車第一工場地区内。工場の大きさは、4.6万㎡に及ぶ。5月25日に開発が開始され、19ヶ月の開発期間を経て、202112月に竣工予定である。

 

 工場は、一汽解放集団股フン有限公司は経済のグローバル化に対応して、事業用車の外資比率の緩和を打ち出した国の政策に面しての歴史的な挑戦であり、自己ブランドの事業用車と国際的な事業用車の大手との真向勝負を挑む戦略的選択の体現である。そして、一汽解放の輸出業務を拡大する主要拠点であり、同社の「3456」戦略の重要な一手であり、50万台の販売目標への挑戦の重要な基礎である。さらには、同社の事業用車に関する戦略の実現を進めるマイルストーン的プロジェクトだ。

 

 工場は、自動車工業と5G、工業インターネット、ビックデータ、クラウド・コンピューティングなどの技術を集めたものとなっており、設計はフレキシブルで、スマート技術要素に富み、技術工程の追加や生産能力の調整、全体のレイアウトの変更が可能で、クオリティコントロール、自動化の充実、物流の利便性、可視化された生産、情報の流通性などの優位性がある。

 

 工場の製造設備はワールドクラスのものが採用されている。そこには、「解放」の先進的工業技術と生産理念が融合されており、主流となっているIT技術が結合され、視覚化や生産調整が実現され、製造過程における100%のペーパーレス化がなされている。様々な車種を生産できるだけでなく、将来における拡大やアップグレードにも耐えうり、製造技術が20年後も落ち目とならないような策を施している。そして、グローバルで先進的な製造と検査技術を採用していると同時に、国内の車両製造の弱点に着目し、技術的なアップグレードが製品のクオリティのさらなる向上と飛躍を実現するであろう。