吉林省の最も美しい秋の観光スポット特集!
9月
それは、一年で最も心地よい気候が訪れる季節。
多くの人にとって、風景、葉、月の鑑賞の旅に最適である。
そこで、旅行を考えている人が参考にできる観光スポットを以下にまとめた。
01 長白山
もし、一生に一度、必ず長白山に行かなければならないなら、秋に行くことを選ぶべきだ。
秋の長白山は木々が色づき、詩のような、また絵のような美しさを極めている。
場所:吉林省東南部、長春から400キロ。
アクセス:長春から撫長高速と鶴大高速を乗り継ぎ 目的地へ。
02 紅叶谷
吉林蛟河紅叶谷は長白山に連なる山にある谷。雄大で、そこにある木々は濃いも薄いも味わいがあり、その鮮やかさは人を迷わすほど。
最も良い景色が見られるのは、毎年9月25日から10月10日。
紅葉の赤、ブナの黄色、松の緑、白樺の白から見える青い空。
これら五色が織りなす完璧な秋が見られる。
毎年この時期になると、辺り一面が紅葉で埋め尽くされ、眺めが良いここは、「中国国家地理」という雑誌で、「中国の秋TOP10」に選ばれたこともある。
場所:吉林省蛟河市拉法山国家森林公園慶嶺風景区、長春から約200キロ。
アクセス:長春から長吉南線、琿鳥高速を乗り継ぎ目的地へ。
03 十五道溝
東北地方には、「南に九寨溝、北に十五道溝」言い回しがある。
十五道溝は、九寨溝と同じく見応えのある山と水があり、四季折々の風景は芸術的だ。
ゆっくり歩き回り、色づいた木々を見ながら、木々の音や鳥の音に耳を傾け、手を伸ばせばすぐに綺麗な水がある。
ここに来れば、絵の中や童話の世界に入り込んだような気分になる。
場所:吉林省白山市望天鵝峡谷の中、長春から約500キロ。
アクセス:長春から撫長高速と302号線、303号線を乗り継ぎ目的地へ。
04 向海
「晴空に鶴が雲のように舞えば、青の空間に詩のような情景を思わせる」という表現は向海に大変ふさわしい。
かつて「吉林八景」にも選ばれたこの地は、「東に長白山、西に向海」と評され、吉林の象徴となった。
向海鶴島では、人に手懐けられた、半放任で飼われている丹頂鶴が一見に値する。
また、そこには、清王朝の統治時代の1664年に修繕されたチベット仏教の寺院である香海寺がある。
場所:吉林省白城市通榆県西北部、長春から約330キロ。
アクセス:長春から省道106号線、県道12号線を乗り継ぎ、目的地へ。
05 鷺鸞湖
鷺鸞湖は、美しい景色のある磐石市にあり、朝陽山小青頂子の西側、周りを山に囲われている華麗な風景を有する。
30棟の北欧風のコテージがあるのが最大の特徴。
コテージは褐色で人字型の屋根、茶褐色で紋様のある木の壁、透き通るようなガラス窓、金色の手摺りがあり、山に囲まれ、まわりに木々がそびえて立つ様子は、ヨーロッパのロマン情緒を帯びている。
近くには、湖がうねる巨大な竜のようにその一帯に横たわり、湖面には青い空と白い雲を映している。時には、鷺が見られ、無邪気に湖面で遊ぶ様子は、動と静の融合が趣を醸し出している。
場所:吉林省磐石市朝陽山小青頂子西側、長春から約150キロ。
アクセス:長春から撫長高速で目的地へ。
06 査干湖
モンゴル語で「白い湖」と呼ばれる査干湖は吉林省西部、松花江畔の前ゴルロス大草原上にある。中国十大淡水湖の一つだ。
吉林省の漁業拠点の一つとしても有名で、コクレンやコイ、ハクレンなど68種類の魚が生息している。
ドラマ「聖水湖畔」の影響で、「聖水湖」とも呼ばれる査干湖での冬漁は、世界無形文化遺産となっている。
場所:吉林省西部、長春から約200キロ。
アクセス:長春から琿鳥高速で目的地へ。
もうすぐ吉林省が最も美しい季節を迎える。
秋の風景を無駄にすることないよう、今年の「十一(国慶節)」は早めに予定を立てて、心躍る場所を選び、行ってみては。