13日、第一汽車股フン（フンは人偏に分）有限公司は、長期的なパートナーであるアウディ自動車との間で、2020年中国・ドイツ自動車大会にて覚書を締結し、PPEプラットフォームを生産する純電気自動車の合弁会社を設立することを発表した。双方の協力はかつてないほどに高度なものとなり、新エネルギー自動車産業を率いていくこととなる。

　今回の覚書の締結は、双方が32年間の協力の中で積み重ねてきた信頼関係に基づいているだけでなく、一汽が歴史的な変化の中のチャンスをつかみ成長するという決心を反映し、また、中国の自動車業界がより開かれたものとなり、新エネルギー自動車分野における国際協力を強めることとなったという情報を伝える内容にもなっている。

　今年１月から９月にかけて、一汽−フォルクスワーゲンのアウディブランドは合わせて512,081台の新車を取引しており、これは昨年度比で4.5％の成長となった。また、これはアウディブランドにとって中国進出32年のなかで最も良い実績である。アウディ自動車股フン公司は取締役会の主席であるMarkus Duesmannは、「今回の協力は中国市場における戦略的意義を再び表すものである。我々はアウディブランドの中国業務をさらに重視していき、中国市場のイノベーションや成長を積極的に推し進めていく。」と述べた。