長春市のグリーン有機農業の生産額が400億元を超えた

時間: 2020-11-17 09:31 情報源:
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 最近、楡樹市有家鎮にある蘭河壩米工業株式会社の工場で、機械が鳴り響き、今年収穫した米を新しい米に加工することで忙しかった。「当社は長春市グリーン有機農業モデルパークです。市場で非常に人気のあるグリーン有機米を生産しています。」同社の担当者によって、現在、そのグリーン有機米の植栽面積は10万ムーに達しており、周辺地域を牽引していると語った。 7つの鎮や6200人以上の農民が米で裕福になり、米は北京、福建、四川、雲南などの省と市に輸出された。

 

 グリーン有機農業の発展を通じて、蘭河壩の米は全国に広がった。これは、長春市のグリーン有機農業の急速な発展の縮図となる。「第十三次五カ年計画」の間、長春市はグリーン有機農業の発展を農業供給側の構造改革を促進する重要な手段として捉え、農業資源の利点、生産の利点と製品の利点を品質の利点、ブランドの利点と利益の利点に変えた。農業の大きい都市から農業の強い都市に飛躍していく。

 

 2017年、長春市はグリーン有機農業モデル都市の建設を開始した。グリーン有機農業の全国的なモデル都市として、長春市委員会と長春市政府は国の要求によって、目標の位置付けを目指しており、政策の支援を増やし続けている。「第十三次五カ年計画」の間、長春市政府は5億元を投資し、「建設にしてから補充し、奨励で補充に代わる」などを通して、113の大手企業、77の休暇農業と農村観光モデルを支援し、57の協同組合と19の家族農場の標準化開発を援助し、63の地元農産物を支援して市場の有名ブランドにつくる。

 

 長春市は全国で初めてグリーン有機農業都市を作る市として、学んだり、従ったりできるルールとモデルは全くない。そのため、長春市は革新とリーダーシップを高め続けていかなければならない。徳恵市の1億匹の鶏のフル産業チェーンモデル、双陽市の国信有機野菜のポイント・ツ・ーポイントの供給モデル、九台市の特徴的な森林と果物の開発モデル、公主嶺市の新鮮なトウモロコシの標準化生産・経営モデル、朝陽区の米とカニの共生栽培モデルなど。長春市の革新は探求しながら進めており、推進の過程で完備させ、一連の革新的なモデルが形成され、グリーン有機農業の急速拡大を牽引している。

 

 モデルパークは、グリーン有機農業モデル都市を建設するための重要な媒介となる。 長春市は地域特性や地域に影響を与える優れた農産物を選定し、グリーン有機基地の環境質量要求、生産技術標準によって、生産管理と環境観測を実施し、主にグリーン有機植栽業、養殖業、農産物加工業を発展する。現在、長春市は80のグリーン有機農業モデルパークができている。

 

 グリーン有機農産物モデル都市の建設につれて、長春市はグリーン有機農産物市場を積極的に開拓している。現在、23の供給センター、1937のチェーン運営店を設立しており、郵便貯蓄会社と連合して、「郵楽農産物ネットワーク」をつくり、京東のウェブサイトに「長春農産物特産品展示エリア」を開設し、農産物のオンラインとオフラインの融合発展を推進した。同時に、さまざまな展示会やプロモーション活動により、農産物の販売チャネルを効果的に拡大し、「中国の高品質の米都市」や「中国の梅花鹿の故郷」などの高品質な地域ブランドを立ち上げ、長春市の高品質の農産物を全国に広めている。

 

 現在、長春市のグリーン有機生産地の環境観測面積は5294千ムーに達している。新たに認定された「3つの製品と1つの標準」という農産物は404であり、合計801であり、グリーン有機農業の総生産額は416億元に達している。