20箇所以上の産業園が長春新区のために能力結集のアップグレード

時間: 2020-11-24 14:19 情報源:
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 長春新区の北湖エリアに足を踏み入れると、「天」という言葉の形をした建物が多くの人の目を引く。ここは、有名な「吉林一号」衛星が誕生した吉林省航空宇宙情報産業園である。現在、ここで生まれた25個の衛星は、中国で最大のリモートセンシング衛星チームとなり、世界のユーザーにサービスを提供している。

 

 「航空宇宙情報産業園は、第135カ年計画期間中に長春新区に完成した産業園の1つに過ぎない。そのような産業園は20箇所以上ある。」長春新区の関係者によると、これらの特徴的な産業園は数千の企業を魅了するだけではなく、何千もの企業の急速な成長にも好影響を与えている。

 

 融成智造社は、中国の化学製品充填自動化装置の分野で最大のメーカーで、90%以上の市場シェアを誇り、国の化学製品充填基準と業界基準の策定に参加しているし、永利レーザー社は、二酸化炭素レーザーチューブシリーズ製品をメインに、10万単位の生産能力を有して、国内販売量においてトップの位置にあるなど...長春新区では、光電子及びスマート製造産業園が強力な技術サポートと十分な内部技術力を兼ね備えた典型的な園の形を示した。当該産業園にある24社はすべてハイテク企業であり、そのうち業界トップ企業が90%以上を占めている。株式市場「新三板」に上場した企業が3社も育ち、18社が細分化された分野のトップ企業にもなった。

 

 2019年末の時点で、この地域には400社近くの関連企業があり、光電子及びスマート製造業界の集まる地区として、ひとまず、国内では競争力を有したと言える。

 

 中白科学技術園は、30,000平方メートルの面積、39,000平方メートルの延床面積を有し、12棟の建物で構成されている。今年の1028日、当該科学技術園は試運転され、科学技術の分野における中国・ベラルーシ間の協力がさらに高いステージを迎えるとともに、中国の対外連携が大きくなっていることを示している。

 

 中白科学技術園の向かいにある北湖科学技術園は、「第135か年計画」期間中に、500社以上の技術系企業や機関の誘致に成功し、その中には、科学技術研究開発系の企業310社、上場企業とその子会社約20社、国家級ハイテク企業50社、吉林省及び長春市の「小さな巨人」企業約60社がある。そして、区域外でのプロジェクトが30%あり、2019年における、北湖科学技術園の総収入は30億元を超えた。

 

 実体経済と産業発展の重要な担い手として、産業園は長春新区の質の高い成長を推進するために重要な拠点となっている。特徴的な産業園と地域の経済社会の成長は一体視でき、産業園が実体経済の成長のニーズにより対応できるよう、長春新区は実践から高いクオリティの産業成長のコツを掴んでいっている。

 

 「第135カ年計画」期間中、長春新区は産業園を担い手とした新たな産業の実施の道を拡大し続け、プロジェクトによる産業園の活発化を堅持し、良好な事業環境を構築し、安定した新たな事業環境を形成した。航空宇宙情報産業園、光電子及びスマート製造産業園、北湖科学技術園、中白科学技術園を含む20以上の特徴的な産業園は、産業園として盛り上がりや成長を見せながら、長春の質の高い成長にも弾みをつけた。