100億元規模の肉牛産業開発基金「牛を引いて迎える春」
17日に、長春市政府弁公室が発行した「肉牛産業の成長を支援するための措置」が正式に施行され、肉牛産業開発基金の設立、良種育成体系開発の支援、肉牛繁殖の刷新の奨励など20の具体的な措置により。肉牛繁殖産業の成長を促進することとなった。
「措置」では、以下のことが記されている。
【社会資本による肉牛産業開発基金を設立することを奨励することの提案】
牛飼育基地および肉牛肥育基地の大規模化、集約、専門性向上、ならびに肉牛製品の研究開発、研究成果の産業化、高成長企業の育成システムの刷新、人材引き入れ、肉牛産業園区の開発、支援インフラストラクチャーの開発、および産業チェーンの拡大サービス業などに、株式取得による投資を行う。
また、肉牛の繁殖への投資に焦点を当て、国有農業投資会社を設立する。
【肉牛の繁殖システムの確立の支援】
補助金を用いて、繁殖園区、繁殖拠点、標準化された繁殖農場の開発を支援する。
藁の収穫と貯蔵を奨励し、糞尿資源の利用を支援し、肉牛農場の土地需要を担保し、肉牛保険を実施し、肉牛繁殖の革新を奨励する。
投資を増やし、産業園区の建設を支援し、肉牛加工製品の開発を奨励し、新しい肉牛製品の開発を支援し、新しい肉牛関連のビジネスフォーマットを育成する。
昨年末時点で、長春市の肉牛は106万8千頭であり、今年の成長目標は24.9%増の22億400万頭に達することである。計画によると、「第14次5カ年計画」期間中、市は毎年1億元以上2億元以下の規模で、肉牛の産業化のための特別指導基金を手配し、肉牛産業の成長の基礎を作ることとなっている。
さらに、主要畜産会社の主導的役割を十分に発揮し、肉牛産業の改革と高度化を促進するために、長春市は肉牛産業開発主導小組を設立し、長春市100万頭肉牛開発プロジェクトを立ち上げ、長春市の肉牛産業のための特別計画を作成、改善し、肉牛産業の成長を包括的に推進していくという。