19日、記者は長春興隆鉄道港から、今年の中国とヨーロッパ間の貨物列車が引き続き活発な発展動向を維持していることを了解した。 1月から5月にかけて、「長春-満洲里-ヨーロッパ」列車は合計2832コンテナ、約3万トン、約8億300万元の貨物を運輸した。長春-琿春-ヨーロッパ」列車は合計270コンテナ、3629トン、約1億3000万元の貨物を運輸した。5月には、「長春-満洲里-ヨーロッパ」列車は、606コンテナの貨物を運輸し、その貨物は約1億7000万元で、吉林省の商品の50％を占め、主に自動車部品、機械設備、電子機器などを中心とした。「長春-琿春-ヨーロッパ」列車は60コンテナの貨物を運輸し、1236トンであり、その価値は約2300万に相当する。

　ロシアの貨物への増加に伴い、長春-満洲里-ヨーロッパ」列車はロシア向けの貨物運輸も増やし、列車数は月平均1本から月3本以上に増加している。「長春-琿春-ヨーロッパ」列車はロシアまでの列車も開通し、ロシアに対する貿易物流運輸はさらに円滑になっている。今までの「長春-琿春-ヨーロッパ」列車はロシアに停ないが、現在の列車はロシアに直行し、省の企業を助力してロシア市場を開発すると列車の運営側である長春国際陸港発展会社の責任者が紹介した。

　「長春-満洲里-ヨーロッパ」と「長春-琿春-ヨーロッパ」列車はヨーロッパと中央アジアをカバーする国際的なマルチモーダル輸送ロジスティクスネットワークハブを構築し、吉林省と長春市の有利な製品の海外進出を促進した。今年の初めから、省や市は市場の確保、サービスの強化、環境の最適化のために複数の対策を打ち出した。通関環境の最適化や港の通関能力の向上などにより、中国とヨーロッパ列車の輸出品の「事前申告」が完全に実施され、列車の通関時間が大幅に短縮され、列車の安定運行を確保する一方、企業のために積極的に供給源を探し、マルチモーダル輸送の利点に基づいて、全体の輸送量を引き続き増やし、計画されたルートのスムーズな流通を確保する。