長春代表団がインゴルシュタット市を訪問

時間: 2023-07-04 14:00 情報源:
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 1989 81日、最初のアウディ 100 乗用車は長春の組立ラインから出荷された。 以来、アウディは中国の長春市とドイツのインゴルシュタット市を密接に結びつけてきた。


2023618日、インゴルシュタットは長春市の趙顕副市長が率いる代表団を迎えてきた。その中には、長春市外事弁公室、スポーツ局、経済発展局、大学および起業家の代表者を含める。


バイエルン中国センターのゼネラルマネージャーである史晗(Hannes Schleeh)氏と中国プロジェクトの責任者である董長華氏は代表団を出迎えた。史氏は長春市代表団を温かく歓迎した。その挨拶では、2019年に長春を訪問したことをまだ覚えており、今回の訪問を通じて双方の相互理解を深め、あらゆる面で両都市の交流と協力をさらに推進していくと述べた。


インゴルシュタット市観光局の代表者は、代表団のメンバーに当該市を詳しく紹介した。インゴルシュタット市は、ドイツの自動車会社アウディの本社であるだけでなく、バ​​イエルン州の高等教育機関の発祥の地でもある。バイエルン州の初の大学(インゴルシュタット大学) )はここに設立された。この大学は、最も早く神学、法学、医学、哲学の 4 つの古典的な学部を設立したのである。 現在、有名なインゴルシュタット応用技術大学 (THI) 1994 年にインゴルシュタット市に設立された。この大学には、電気工学情報科学学部、機械製造学部、経済学部を擁している。インゴルシュタット応用科学大学の経営経済学、経済工学と情報科学はドイツにおいてトップ 10 にランクされている。


その後、代表団はインゴルシュタット市のフットボール・クラブ(FCI04)を訪問し、交流を行った。フットボールクラブの戦略国際関係部長マヌエル・シェーファー(Manuel Schäfer)氏とフットボールスクール校長のディルク・ベーンケ氏は代表団を温かく出迎えた。訪問団団長の趙顕副市長の紹介によると、長春市は自動車都市、科学研究都市だけでなく、スポーツの都市でもあり、バスケットボール、サッカー、アイスホッケーなどの面で、完備な設備を擁している。特に、サッカーの分野では、今後市内全域でさらに普及していくと表した。インゴルシュタット市04サッカークラブのシェーファー大臣はまた、感染症流行前のクラブと長春市のサッカー協力について紹介し、当該クラブは長春市と深い関係があり、今後、双方はサッカー教育、青少年トレーニング、サッカー審判、プロのマネージャーなどの分野で協力を深めると強調した。


周知のとおり、アウディの新エネ車プロジェクトは長春にある。最初のモデルは2024年に長春で生産される予定だ。このプロジェクトを通じて、インゴルシュタット市の多くのアウディ専門家とその家族が長春に住むことになる。両都市の自動車産業は相互利益とWin-Winの経済を促進するだけでなく、異なる文化を持つ両都市の人々の交流を促進し、両国間の交流と協力をより深いレベルに推進すると史氏が述べた。


2019121日に遡ると、当時のインゴルシュタット市のゼップ・ミスベック(Sepp Missbeck)市長が率いる経済貿易代表団は長春を訪問し、長春市政府と経済、貿易、文化の分野で交流を行った。


両都市の相互訪問を通じて、双方の理解が深まり、今後の様々な分野での協力の機会が増えると考えられる。