日本の金ケ崎町政府代表団、長春市を訪問

情報源: 日本処
10月22日から24日にかけて、日本国金ケ崎町副町長の鈴木浩之氏、議会議長の伊藤雅章氏が政府代表団を率いて長春市を訪問し、今回の訪問は長春市と金ケ崎町の友好協力関係締結35周年にあたり、双方は多くの交流活動を通じて友好の美談を続け、新たな発展を共に図るとの希望を寄せた。
10月22日、協力深化交流会が開催され、市政府の劉剛副秘書長は、「両市町は35年来、政府職員の相互派遣研修、経済貿易、文化、スポーツ、教育、農業など各分野で幅広い交流と協力を保ち、実り多い成果を上げた」と指摘した上で、「現在、長春は『3転、4強、7新』現代化産業体系の構築に全力で取り組んでおり、金ケ崎町は農牧業、工業などの分野で産業の優位性と特色を持っていて、両市町が今後、それぞれの発展状況に合わせて優位性を発揮し、農牧業、バイオ医薬、自動車及び装備製造、県域経済の分野で協力を一層深化させることを希望する」と述べた。金ケ崎町の鈴木浩之副町長、伊藤雅章議会議長はあいさつの中で、「金ケ崎町は長春市との友情を大切にしており、35周年を契機に、両市町の友好協力を新たな段階へと押し上げよう」と表明した。
長春市永春現代バイオ医薬城の建設と県域経済の発展をサポートするため、代表団一行は23日午前、永春現代バイオ医薬城を訪れ、長春市バイオ医薬産業の発展状況を深く理解し、今後の両市町のバイオ医薬分野における協力拡大について交流商談を行った。午後、代表団は双陽区とドッキングを行い、奢愛良蔬有機果物・野菜農場、海悦薬業及び如意湖エリアの開発プロジェクトを視察し、交流会を開催した。会議では、双陽区人民政府の王晶副区長は双陽区の基本状況、自動車の軽量化、医薬健康、梅花鹿、果物・野菜、観光の5大主導産業及び将来の発展計画について簡単に紹介した。金ケ崎町の鈴木町長と伊藤議長が金ケ崎町の基本状況、農牧業の発展状況、工業団地の建設状況について説明した。双方は、両地の産業構造は類似しており、それぞれの優位性と特徴を備え、協力の余地が広く、引き続きドッキングを深め、協力発展を図ることを希望の意を表明した。
金ケ崎町は日本の本州東北部の岩手県内に位置し、悠久の歴史文化と豊富な自然資源に恵まれ、農牧業が発達し、岩手県内最大の工業団地を持ち、敷地内にはトヨタ自動車関東工場、塩野義製薬などの有名企業がある。1989年に我が市と友好提携都市を締結した。