プラーチーンブリー県
(タイ国)
2011年9月22日
長春市とプラーチーンブリー府が友好都市関係を締結
【府情紹介】
プラーチーンブリー府はタイ東部の1つの府(「府」はタイの第一級行政単位)であり、バンコクまで120キロが離れる。面積は4,762平方キロで、人口は449,621人(2016年)である。全府は7つの県、65つの区、658つの村に分ける。
【資源と産業】
ホンダ自動車(タイ)は、プラーチーンブリー府のRojana工業園で172億バーツを投資して小型車生産工場を設立した。この工場は2016年3月に生産が始まり、初期は年間6万台の自動車が生産でき、将来は年間12万台の自動車が予想される。
府内の主な観光地は、フィヒド寺、プラーチーンブリー国家博物館、伝統医学博物館、プラーチーンブリー府文化センター、リナローク(Heo Narok)滝などがある。
県章
プラーチーンブリーの県章には菩提樹のマークが印刷されている。これは二千年前にワット・シーマハーポーに植えられた最初の菩提樹を表している。県章の色は赤と黄色の二色で、赤色は土地を表し、黄色は仏教を表す。県木は菩提樹で、県花はコルクノウゼン。
行政区画
プラーチーンブリー県は七郡に分かれており、さらに細分化すれば65の町と658の村落に分けられる。
七郡はそれぞれ、1、ムアンプラーチーンブリー郡2、カビンブリー郡、3、ナーディー郡4、バーンサーン郡5、プラチャンタカーム郡6、シーマハーポー郡7、シーマホーソット郡
当地の産品:果物と農産品
プラーチーンブリー県の森林資源はとても豊富で、当地の果物と農産品はとても有名であり、それらの優良な品質は大衆の認めるところである。主な品種は、ドリアン、ランブータン、ザボン、マンゴスチン、マップラン、ロンコンフルーツ、デンドロカラムス・アスパーなど。
ハーブ製品
タイのハーブ製品は様々な品質のものがあり、容易に使用できる形になっている。例えば、ショウガとマンゴスチンの石鹸、タマリンドのパック、シャンプー、歯磨き粉、ローション、レモングラスの蚊よけ剤、ハーブリップクリーム、ハーブティー、果汁とハーブの各種薬品。これらの産品はチャオプラヤ・アバイブーベ病院で販売されている。
竹製品
Ban Ngong、Ban Pho、Amphoe Prachantakhamで竹製品が生産されている。主要な製品は竹の机、竹の椅子、園芸用品、竹の棚などである。これらの製品は生産区の沿線で販売されている(Amphoe Phanom Sarakhamの沿道)。
草ぼうきの主な産区はAmphoe PrachantakhamのTambon Prachantakham とTambon Pho Ngamである。
ムシロは一般にAmphoe Ban Sangで生産され、特に Tambon Bang Plara地区で広く見られる。それらの製品はKrajut, Kok Sam Liam と Kok Langkaなどの植物により制作される。それらのほとんどのムシロは折りたたみや巻くことができ、自然の色のものもあればその他の色に染められたものもある。
タイのプラーチーンブリーの菩提樹の紹介
プラーチーンブリーの菩提樹はタイのシーマハーポー郡にあり、タイで最も古く、最も大きな菩提樹である。この菩提樹はとても大きく、主幹の太さが16メートル、10人でようやく抱きかかえられるほどで、高さは約6メートル、上部の枝の高さは主幹のおよそ3倍で、枝や葉が多く茂り、大きな影を造り、影の円周は約52メートル。仏陀がインドの菩提樹の下で悟りを啓いたので、菩提樹は仏教の神聖な象徴である。調査によれば、この木はインドから移植されたもので、すでに1100年の歴史がある。プラーチーンブリー県はこの木を県のシンボルとしている。シーマハーポー郡はこの木が名前の由来となっており、「ポー」とはタイ語で菩提のことで、「シーマハー」は最高度の尊敬を表現する言葉である。この木から遠くないところに仏寺があり、名前をワット・シーマハーポーと呼び、毎年5月に仏陀の祭りが挙行されている。
当地の主要な名所
1、ワット・カオ・ピチット寺。この寺はバンパコン河の右の岸辺にあり、プラーチーンブリーの市区にあり、市内から東に2キロ離れている。この古い寺はプラーチーンブリーの大富豪が1879年に建造した。1918年、メナム河付近のチャオプラヤ・アバイブーベーが新しい小礼拝堂を建造し、当該建築の構造はタイ、中国、ヨーロッパ、カンボジアの様式が混在している。
2.プラーチーンブリー国家博物館。距離はプラーチーンブリー庁から約200メートルの場所で、この考古学的価値がある博物館はプラーチーンブリー、ナコーンナーヨック、チャチューンサオ、チョンブリ、チャンタブリー、トラット、ラヨーンなど七県の出土品を中心に展示されている。この博物館にはドヴァーラヴァティー時期の重要な出土品やタイの各時代の芸術品などが比較研究のため陳列されている。
3、鳥禽公園。タンボン・ワットに位置し、この公園には数千万の各種の鳥類が集まっている。これらの鳥を鑑賞する最適な時期は四月から七月である。
4. 伝統医学博物館。これはタイの伝統的な医学書、漢方薬、医薬と当地の医学を集めたセンターである。そのため、この地方は調査と伝播により当地の人々と漢方薬の医学的関係と生活方式と知識を研究するセンターとなっている。
5. プラーチーンブリー文化センター。バンパコン河の岸辺に位置し、プラーチン・アヌソン路上にあり,ムエアン礼堂の近くにある。このセンターが建設されたのはラーマ5世の統治期間である。この建築構造はタイと西洋の様式が混在している。美術庁により修復されこの地区の遺跡として登録されており、文献や古代出土品、陶器などの文化を中心に展示しており、当地の歴史や伝統や文化を記録している。
6. カオイトー瀑布。この滝はタンボン・ドン・キレクの近くに位置し、たいへん人気のある旅行スポットで、異なる高さの岩石から奔流が流れている。雨季の時だけ水があり、周囲は全部森林である。
7.ヘオナロク瀑布。プラーチーンブリー・カオヤイ道路上にあり、この滝はカオヤイ国立公園の一部で、公園はプラーチーンブリー、ナコーンナーヨック、サラブリーなどにまたがる。この滝は大きくて美しく、60メートルの高さがあり、絶壁の上から流れ落ちる。
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中国長春市とプラーチーンブリー県交流記録
一、政府団相互訪問
1、2009年11月25日から27日、長春市海外交流協会副会長楊様氏が率いる代表団がタイのプラーチーンブリー県を訪問し、プラーチーンブリー県市の政府関係者と広範な深い会談を進行し、双方はさらに交流提携する希望を表明し、第一歩として友好関係締結意向書を作成した。
2、
3、2010年8月18日から21日、タイのプラーチーンブリー県代表団が長春を訪問し第九回中国国際農業・食品博覧交易会に参加した。代表団は市外弁公室職員と共に重点的に現代農業機械展区、牧畜業展区、観光農業種植園区などを参観した。
4、
二、二回にわたる経済貿易相談会を挙行
1、2009年11月、長春市政府代表団はタイのプラーチーンブリー県で長春市経済と旅行プロジェクト推薦会を挙行した。推薦会では、我市代表がプラーチーンブリー政府職員に広く我市の重点企業、農産品加工業、氷雪旅行、大型展示会などのプロジェクトを宣伝した。
2、2010年11月、長春市経済貿易代表団がタイのプラーチーンブリー県の企業家と面接商談会を挙行した。双方は重点的に果物などの農産品の生産供給販売領域での提携で交流と商談を進行し、双方の旅行資源の開発利用で提携の意向を表明した。
三、民間交流
1、2008年6月、長春市とプラーチーンブリー県は大型民間芸術展を挙行した。芸術展ではタイのプラーチーンブリーから千件近くの各種の特色鮮明なタイの手工芸品、木彫、藤芸、錫製品などが集まった。
2、2009年6月、タイのプラーチーンブリー県は十点の作品を長春国際小児画展に送った。
3、2010年10月、プラーチーンブリー県派遣職員が長春国際彫刻作品招待展を視察した。