(メキシコ合衆国)

【市情紹介】

　ティカナ（Tijuana）市はメキシコ北西国境に位置している自由市で、メキシコのバヤカリフォルニア州に属し、メキシコの四番目の大都市と最も豊かな都市の一つである。面積は（637平方キロ）で、人口は180万人（2015年）である。ティカナ市は太平洋に接近して、水陸空の交通は便利で、アメリカのサントアゴ市まで19キロが離れ、冬は暖かくて、夏は涼しくて、乾燥して雨が少ない、年間の平均温度は21°Cである。地元の政治情勢は基本的に安定しており、経済は多元的で、雇用率が高くてアメリカに近いので、多くのメキシコ大陸人を惹きつけてここに来て発展して、人口の成長スピードが速い。

【資源と産業】

　ティカナ市の工業はゲスト加工工業を中心とし、工場の数は全国各都市の第一位にランキングされている。現在、全市には34の工業園区、600社以上の加工企業がある。主に電子製品、金属機械、プラスチック製品、木製品と化学製品、陶磁器、紙、食品飲料、その他の製品を生産と輸出する。

　商業貿易と観光業は急速に発展している。現在、ティカナ市には1.5万軒の店があり、メキシコの北国境地区の商業貿易中心である。アメリカに近いから、美しい海辺の風景と完備したサービス施設は、多くのアメリカ人観光客を惹きつける。観光生産値は、全州GDPの10 %を占めている。

ティカナ市の鉱物資源は豊富であるが、今までその開発が少ない。