（ロシア）

2014年12月1日

長春市とクラスノヤルスク市が友好都市関係を締結

【市情紹介】

　クラスノヤルスク市（Красноярск，Krasnoyarsk）はロシアクラスノヤルスク辺境区政府の所在地である。シベリアの中部に位置して、シベリア大鉄道とエニセイ川の交差点に位置しており、面積は348平方キロで、人口は108万人（2017年）で、傘下には7つの区があり、東シベリアの一番目の大都市である。

　クラスノヤルスク市はロシアの中心に位置しており、大陸間の陸路、水路、空中航路の交差点に位置して、ヨーロッパとアジア太平洋、北アメリカと南アジア、北大西洋地区と北太平洋地域を接続する最大の交通の中枢であり、ロシアの中シベリア地方が世界に通じる扉である。優れた地理的位置は都市の発展に基礎を建てて、クラスノヤルスク市がロシアの政治、教育、文化、工業などの方面で重要な地位を占めている。頭脳集団マケシーグローバル研究所の評価によると、2025年まで、クラスノヤルスク市が世界top 600都市となるという。ロシア大統領のプーチン氏は、クラスノヤルスク市が極東やシベリア地域の開発における大きな役割を果たしていることを明らかにした。これからかなり長い間、クラスノヤルスク市がロシア全体での地位が浮き彫りになる。

【資源と産業】

　クラスノヤルスク市の石炭、鉄、銅、ニッケル、コバルト、金、アルコアなどの鉱物資源と森林資源が豊富である。伝統の冶金、エネルギー、自動車製造などの工業を除いて、近年以来、建築、サービス、保険、科学技術などの業界も迅速に発展しており、多くの外資を引きつけた。

　クラスノヤルスク市の科学教育の実力が強くて、358所の各種の公立教育機関を持っている。クラスノヤルスク市の20校の大学には、全国の名門校もある。2012年ロシア大学ランキングでは、シベリア連邦大学が10位、ロシア国立人文大学が26位とランキングされた。

　クラスノヤルスク市の文化産業の発展が繁栄で、文化機関がそろっており、自分の楽団、バレエ団、オペラ団を有している。

　クラスノヤルスク市の体育の実力はロシアの都市でも上位にランキングされ、育成する選手はオリンピックでも良い成績を収めた。2019年世界大学生冬季運動会がクラスノヤルスク市で開催される。