ノヴィ・サド市
(セルビア)
1981年11月10日
長春市とノビサード市が友好都市関係を締結
【市情紹介】
ノビサード市(Novi Sad)はセルビア共和国北部のヴォイヴォディナ省の省都で、有名な経済、科学技術、高等教育、文化、スポーツ、マスコミの中心である。ノビサード市がバッチカード運河とドナウ川の交差点に位置しており、その南東部はセルビアの首都ベオグラードまで約70キロが離れる。面積は702.7平方キロで、人口は34万人(2011年)である。ノビサード市は1694年に建てられ、18―19世紀にはセルビアの文化、貿易と製造業の中心となっており、「セルビアのアテネ」と呼ばれる。現在、ノビサード市はセルビアの二番目の大都市、工業と金融中心で、2021年「ヨーロッパ文化の都」都市の一つに選ばれた。
【資源と産業】
1990年代前、ノビサード市は長期にわたってヴォイヴォディナ省の工業中心として役割を果たした。その後、国際貿易の禁輸とインフレの影響を受けて、現地の工業はひどい挫折を受けた。2001年以降、ノビサード市の経済が回復し始め、また、工業駆動型経済から第三産業に移行した。多くの銀行、保険会社とエネルギー会社がここに本社を開かせる。その他、ノビサード市はセルビアの小麦市場の所在地である。
ノヴィ・サド市は欧州南部に位置し、東経19~20度、北緯45~46度のセルビア共和国にあり、海抜72~80米。15の町を擁し、総面積7027平方キロ。ノヴィ・サド市はセルビア第二の大都市である。都市の平均気温は10.90℃。そのうち一月の平均気温は零下10℃、七月の平均気温は21.60℃。最低温度は零下30.70℃に達し(1963年1月24日)、最高温度は41.50℃(1950年7月6日)に達した。年平均降水量は686ミリ、ここでは毎年122日さまざまな形で降雨がある。河川の最低水面は70.83米、最高は79.70米である。
ノヴィ・サド市は1748年に創建され、セルビアの第二の都市であり、ヴォイヴォディナ自治州の首都として、有名な経済・科学技術・高等教育・文化・体育とメディアの中心である。人口は30万を超え、全市は7つの行政区から構成される。
19世紀末より、当該市はヴォイヴォディナ自治省の工業区の中心として発展し始め、その工業は主に金属、精錬、石油化学工業、食品工業、旋盤製造と農業機械製造、紡績、電気、陶器、木器などである。
農業生産には比較的重厚な基礎を有する。小麦、トウモロコシ、豚と牛などの生産が盛んで、比較的先進的な農業科学研究機構を擁し、輸出できる良種と種畜を大量に育成している。毎年一度ここで国際少数民族貿易交易
商談会が開催される。
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港は市区から70キロに位置する。