ウォーナンブール市

時間: 2015-04-28 14:53 情報源: 新华网
【字の大きさ: さらに大きく 大きく 標準 印刷

(オーストラリア ビクトリア州)

説明:

1、WARRNAMBOOL(オーストラリア ビクトリア州 ウォーナンブール市)

2、長春市とオーストラリアのウォーナンブール市の両市は2012826日、正式に友好都市締結の協議書に署名した。

3、友好都市協議書に署名した指導者:長春市市委員会常務委員会委員の袁玉樹氏、ウォーナンブール市市長のジャシンタ・アーマコラ氏Jacinta Anne Ermacora)。

 

 ウォーナンブール市

【市情紹介】

 

 ウォーナンブール市( Warrnambool)はオーストラリアのビクトリア州の南部沿海、バース海峡の北西部、世界的に有名な大洋路の西端に位置しており、メルボルン市まで263キロが離れる。面積は約400平方キロ(都市面積は約123平方キロ)で、人口は約3.5万人(2016年)である。ウォーナンブール市の風景は美しくて、教育、文化、体育、観光などの発展が成熟し、ビクトリア州の人口増速が最も速く、経済発展の勢いが最も強い都市である。都市インフラ建設は急速に発展しており、市内にはビクトリア州南部沿海では最も先進的な病院が建てられている。毎年の5月の初めに、地元の競馬場で有名なワナンブールカップ競馬祭が行われる。

 

【資源と産業】

 

 旅行観光業、乳製品業と牧畜業はウォーナンブール市の三つの経済の柱である。

 

 ウォーナンブール市の観光資源は豊かである。世界的に有名な観光地「大洋路」はウォーナンブール市と40分ほどの距離で、毎年少なくとも80万人の観光客を引きつけて旅行に来た。鯨を見たり、潮を見たり、海を追い出したり、釣りをしたりする他、観光客はまた熱帯雨林や森で珍しい動物のコアラや野生カンガルーと遊べる。

 

 ウォーナンブール市はオーストラリアの有名な高品質の乳源地で、牛乳の生産量はオーストラリア全国の総量の1 / 4を占めており、毎年はオーストラリアの他の地区に60億オーストラリアドルぐらいの乳製品を輸出する。有名な乳製品企業FonterraDevondaleはここで工場を設ける。

 

 この地域には43万匹の乳牛があり、ビクトリア州の35 %を占めており、68万匹の食肉用牛で、ビクトリア州の28 %を占めている。

 

  ウォーナンブールはグレートオーシャンロード最大の都市で、メルボルンから南西へ263㎞に位置し、プリンセス・ハイウェイまたはハミルトン・ハイウェイだったら車で3時間の距離にあり、もしグレートオーシャンロードを選ぶのであったら、5時間半の距離にある。

 

人口

 

  ウォーナンブールはビクトリア州の西南部に位置し、人口は34,000人ほどである(オーストラリア統計局―ABS2010年6月の統計)。ウォーナンブールはグレートオーシャンロード最大の都市で、ビクトリア州最大の沿岸都市でもある(フィリップ港以外)。急速な発展を遂げた中心地区はウォーナンブールの10万人ほどに小売り、職業、教育、社会と医療保健などのサービスを提供している。過去5年間のウォーナンブールの平均人口伸び率は1.8%、すなわち毎年574人増加しているということである。

 

気候

 

  ウォーナンブールの気候は温和で、夏の平均最高温度は22℃、冬の平均最高温度は14℃である。

 

就業

  ウォーナンブールは重要な産業の中心で、その経済産出はグレートサザン海岸地区の20%以上を占めている。ウォーナンブールは一つの主要な就業基地で、この地区では乳製品加工工場と食肉加工工場および一連の農業企業サービスが重要な産業である。

 

  ウォーナンブールの労働力は力強い成長をしており、失業率は安定している。これは積極的楽観主義の雇用の見通しがこの地区に反映している。ビクトリア州の2012年第4四半期の地方都市失業率の報告にウォーナンブールの失業率は最低の5.4%と示されている。観光業はグレートオーシャンロード地区で生活している人々にかなりの就業チャンスを与えた。毎年70万人を超える観光客がウォーナンブールを訪れる。

 

  ウォーナンブールの各サービス業における労働力の分布は、社会救済と医療(15%)、小売り貿易業(14%)、製造業(10%)、教育研修(9%)、建築(9%)、宿泊と食品サービス業(9%)、その他(34%)。

 

  ウォーナンブール市議会は地元住民に多くの就業チャンスを作り、多種多様なコミュニティサービスとして提供した。それは、市議会が所有しているアクアゾーンのマリンスポーツセンター、ウォーナンブール美術館、ウォーナンブール体育館、灯台シアター、サーフサイドホリデーパーク内のコミュニティ資産、フラグスタッフヒル海事博物館村、このような主要観光スポットの管理などを含んでいる。

 

  土地、ビジネスサービス、政府管理、建築業はウォーナンブール市の経済成長を牽引している業界である。不動産の市場価値は過去10年間で大幅に上昇した。2011年、ウォーナンブールの平均住宅販売価格は32万(米)ドルだ。

 

教育

  ウォーナンブール市の主要教育機構はディーキン大学(Deakin University)ウォーナンブールキャンパス、西南職業技術学院(TAFETechnical and Further Education)、政府と私立の小学校、中学校及び就学前教育センターがある。

 

  ディーキン大学と西南職業技術学院のキャンパスはウォーナンブールにはない。これらのキャンパスは、高等教育を学生だけにアピールをせず、ウォーナンブールまで行かなくてもその地区を離れず、職業訓練の教育を受けられるチャンスを現地住民にも与えている。

 

 

医療保健

 

  西南医療保健センター(South West Healthcare)とセント・ジョン・ゴッド医院(St Jonh Of God Hospital)がウォーナンブール市の2大主要保健サービス機構だ。

 

西南医療保健センター

 

  西南医療保健センターはすぐれた設備が配置されている現代的な総合医院だ。合計で207床(ベッド)があり、この地区の約11万人に医療サービスを提供している。その提供しているサービス範囲は広く、救急医療を含む、リハビリと高齢者介護、それに基礎医療とコミュニティ衛生サービスだ。

 

  西南医療保健センターは毎年12千人を超える入院患者、22千人に及ぶ急診患者を治療している。それに指定地域外傷センターとは両方とも共通の医療機構である。

 

  西南医療保健センターのサービス範囲は、24時間体制の救急科、救急ケア、リハビリサービス、専門医の医療サービス、コミュニティ衛生、コミュニティケア、緩和ケア、心理サービス、条件が合う患者に一般と緊急の歯科治療サービスを行うコミュニティ歯科診療所がある。

 

セント・ジョン・ゴッド医院

  ウォーナンブールのセント・ジョン・ゴッド医院は1939年に設立され、合計で73床(ベッド)がある。

 

  セント・ジョン・ゴッド医院の健康サービスセンターは一連の問診サービスを提供しており、リハビリ計画を含む、糖尿病管理とコミュニティ心療衛生サービスがある。現地での健康相談室及び医学と外科の専門家による定期巡回訪問をますます多くして、現地の住民が診療に出かける面倒を省いている。

 

 ウォーナンブールのセント・ジョン・ゴッド医院はセント・ジョン・ゴッド健康センターの支部機構で、セント・ジョン・ゴッド健康センターは非営利性のカトリック医療保健院で、健康と福祉を改善したい人々に入院、在宅介護、病理学を社会に普及、宣伝するなどの便利なサービスを提供している。