都市インフラ
近年、長春市の都市化、工業化、市場化の過程は急速に進展し、長春都市計画、建設、管理など各項目の作業は著しい成績をあげた。都市全体計画の指導の下、我市経済社会の発展を制約し人々の生活に影響する突出した矛盾に対し、2003年―2007年五年間に累計で670億元を投入し、大規模な道路とスラム街地区の改造建設を実施し、都市の緑化美化、大気と水の浄化、ゴミと汚水処理など一連の都市重点工事を行い、都市規模をさらに拡大し、都市の空間配置をより合理的に、都市の収容力と放出力を不断に増強し、都市機能をさらに改善し、都市環境の質を高め、都市の景観に大きな変化を生じさせた。
2007年末までに、中心都市区面積は280平方キロに達し、2002年末と比較して111平方キロ増加;都市舗装道路総面積は3400万平方米に達し、2002年末と比較して増加率170%;都市区一人当たり平均道路面積12.8平方米、2002年末と比較して4.3平方米の増加;都市道路完成率98%に達し、都市区水道普及率97%、総合ガス化率96.6%、集中供熱率71%、それぞれ2002年末と比較して12.8%、21.3%、3.2%、および9.4%の増加;都市一人当たり平均住宅建築面積27.36平方米、2002年末と比較して6.16平方米増加;建設区緑化覆蓋率41.5%、2002年末に比べて2.5%の増加;一人当たり平均公共緑地面積11.6平方米、2002年末と比べて4.35平方米増加;汚水集中処理率83%に到達、生活ゴミ無害化処理率85%に到達、屎尿無害化処理率75%、工業固体廃棄物総合利用率98%;都市区空気優良級日数毎年平均340日以上を保持。累計完成都市インフラ建設と宅地開発投資1080億元、全市完成固定総産業投資の28.7%を占める;累計実現建築業増加額729億元、全市GDPの9.2%を占める;建築業一年当たり配置就業職位25万個。
我市都市建設水準の高まりとともに、我市は前後して“全国緑化モデル都市”“全国人民防空先進都市”と“全国創建文明都市工作先進都市”など一連の栄誉称号を受賞した。2005年天嘉公園は“中国人居住環境範例賞”を受賞、長春世界彫刻公園は全国で初めて重点公園とされた20ヶ所の一つとなった。建設区一人当たりに占める舗装道路面積は東北四大都市のうちトップで、我市は全国846都市の交通工事ランキングで第三位を受賞した。我市は東北三省人民防空工作先進都市、全省国土資源管理目標責任制優秀単位、吉林省都市スラム地区改造優秀単位と評価された。
環境保護
2010年には、全市の工業廃水排出の合格率と工業固体廃棄物の総合処理率は、それぞれ96.24%と99.58%に達していた。重点工業の汚染源が全面的に排出基準に達してから排出することを実現できた。2010年末までに、全市煙塵制御区の面積は327.71平方キロメートルで、環境騒音の基準に達した区の面積は236.46平方キロメートルになっていた。地域環境騒音の平均値は55.9デシベル、道路交通騒音の平均値は68. デ1シベルに制御され、騒音基準に達した区の普及率は78%以上に達し、全国文明都市のAランクの標準に達していた。
全市生態模範区の試行建設の面積は1.9万平方キロメートルで、土地面積の91.4%に達していた。国家級の生態模範区の建設率は100%に達していた。
都市インフラ及び公共事業
2010年に、全市の新築、拡張された道路の長さは322.9キロメートで、全市の道路の総面積は5474.6万平方メートル、道の長さは2572キロメートルに達し、一人当たりの道路面積は17.65平方メートルになっていた。
2010年、全市浄水場の総合生産能力は104.9万立方メートル/日で、市街区域の水道の使用者は308.2万人であった。全市の人工ガスや天然ガスの供給量はそれぞれ
14327と24909.8万立方メートルで、液化石油ガスの供給総量は7.9万トンに達していた。市街区域のガス、天然ガス、液体石油ガスの使用戸数は102万戸に達した。市街区域のセントラルヒーティング面積は12166.3万平方メートルに達していた。
2010年末までに、全市の園林緑地の面積は13147ヘクタールで、公園緑地の面積は4249ヘクタールに達していた。市街区の緑化建設は15190ヘクタールで、緑化率は38.58%に達していた。