長春市は中国の科学技術と文化の有名な都市で、新中国の自動車工業、光電技術、バイオ技術、応用化学の揺り篭でもある。有名な中国科学院長春分院、中国科学院の長春光機と物理研究所、長春応用化学研究所、長春地理（学）研究所、吉林大学、東北師範大学などがある。

　　2010年末には、全市の各級各類の科学技術者の中で、「両院院士は27人いた。全市独立して科学研究と技術開発できる機構98は機関あった。その中に自然科学と技術分野の研究及び開発機構が61機関があった。社会科学と人文分野の研究と開発機構が16機関、科学技術情報と文献機関が6機関があった。全市民営ハイテク企業の技術契約の成約額は17.2億元で、累計技術契約、成約額は177.8億元になった。市科学技術管理部門は計6163万元の科学技術経費を投入した。2010年には、全市の新しいハイテク企業が144社認定されたが、そのうち、生産値が億を超えたハイテク企業は40個あった。

　　全市には法定の製品品質の検査機関と法定計量技術機構がそれぞれ6社がある。年間定期的に監督検査した製品は1405組で、受付をした委託検査は12905組だった。国や省に監督検査された製品品質の平均合格率は91.43% と96.71%。に達していた。 

　　長春市に各級各種類の教育学校2656校（就学前教育を含め、以下同じ）があり、そのうち、普通の大学は36校（専修学院を含め）、成人大学8校、中等職業学校108校、普通高校65校、普通中学校272校、職業中学校5校、小学校1474校、特殊教育学校は9校、幼稚園678校、工読学校(働きながら勉強する学校)1校があった

　　全市の各ランク、各種教育学校は募集した学生の数は計44万人で、そのうち普通大学は、本科生(４年制)と専科生(３年制)を合わせて10.2万人、社会人大学は本科生(４年制)と専科生(３年制)を合わせて、3.7万人、中等職業学校は3.9 万人、普通高校は5万人、普通の中学は7.6万人、小学校は7.3万人、幼稚園の園児は6.3万人を募集した。

　　全市の各ランク、各種教育の在校生数は147.1万人（園児を含む）である。そのうち:普通大学の本、専科生数は36.5万人、社会人大学の本、専科生数は88.8万人、中等職業学校の在校生数は10.2万人、普通高校の在校生数は14.2万人、普通中学校の在校生数は24.7万人、中等職業学校の在校生数は0.14万人、小学校在校生数は42.2万人、特殊教育学校の在校生数は0.16万人、在園児数は10.2万人、工読学校の在校数は2人でであった。

　　全市の各ランク、各種教育学校の専任教師は94855人（稚園専任教師を含む）がいた。その内：普通大学の専任教師22981人、社会人大学専任教師1166人、中等職業学校の専任教師6031人、普通高校の専任教師7329人、中学階段の専任教師17583人、小学校の専任教師33694人、特殊教育学校の専任教師303人、工読学校の専任教師32人、全市の幼稚園の専任教師5736人であった。小学校適齢児童の入学率は99.99％になっていた。

　　医療衛生

　　2000年2月に国務院体改弁(体制改革委員会)など八部門が「城鎮(都市)医薬衛生体制改革の指導意見について」を発表してから、長春市医療衛生事業の発展が加速した。全市衛生業界の各部門は自身の特徴と結び合って、それぞれ特色に富んだ効果のある活動を展開した。長春市中心病院では「救命救急」の特色を強調し、「120」救命救急センターにGPS測位システムを配備し、救命救急センターの指揮システムを打ち立てた。5年で出動往診10万回以上、急重患者5万人以上を救護した;長春市児童病院では有名な「子供の楽園」の特色を強調し、子供に恐怖感を与える「白衣」を温かい色彩のある看護婦服に替えた；長春市産婦人科病院では「女性の家」の特色を強調した；長春市伝染病病院では「肝臓病治療の回復、保健の一体化」の特色を強調した；第二病院は「老人病治療」の特色を強調していたなどなど。

　　衛生事業は急速に発展している。2004年末までは、全市の衛生医療機構は1642施設まで発展し、うち病院、衛生院は294施設で、医療、療養病床は2.3万枚に達し、前年度より2.9 %上昇した。衛生技術者は3.4万人で、前年より7.1％の増加であった。農村の村衛生室は1926施設で、前年より2.8％の減少になった。農村の医師と衛生員は3992人で、私営クリニックは1045施設まで発展していた。1000人ごとに執業医師と執業アシスタントは2.1人がいた。

　　地域衛生サービスを全力に推進し、すでに地域衛生サービス・ステーション166施設を設けていて、サービスを受けられる人口は90％に達し、家庭病床を1383枚を築いていた。