宗教

時間: 2019-01-08 16:29 情報源:
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  長春市には現在仏教、キリスト教、カトリック教、イスラム教の四大教派があり、各種寺院,教堂30箇所がある。四馬路、五馬路のキリスト教堂は2000人を同時に収容でき、宗教活動をすることができる。西四道街のカトリック教堂、長通路イスラム教堂、双陽区の園通寺,農安県の金剛寺などは宗教観光スポットとして開放されている。異なった宗教信仰を持つ信者及び宗教考察者たちの需要に満足させることができる。市中心人民広場東側にある「護国般若寺」は市区の一番大きい寺院で、全国の重点保護寺院である。毎年旧暦の四月八日、十八日、二十八日に、ここの線香や蝋燭がとりわけ真っ盛りで、参拝者と観光客が絶え間なく,黒山の人だかりになる。キリスト教堂は吉林市北京路31号にあり、敷地の面積は1000平方メートル以上、二階建てで、資料保存用の地下室もある。ビルの角に「立根基在人格的磐石上」(人間形成の基礎は人格の盤石に建つべき)という10文字の碑文を彫り刻んであって、とても人の目を引く。この教堂はキリスト教徒たちが礼拝をする場所で、日曜日になると、信徒たちは教堂にきて牧師の布教を聞いたり、賛美歌を歌ったりする。毎週の水曜日には祈祷会、金曜日には賛美会と見証会が行われる。イースター、クリスマスになると、教徒たちがここに集まってくる。光緒17年(辛卯1891年)、イギリスアイルランド長老会宣教師コウキゼン(高積善)氏はこの教会を創立、民国20年(辛未1931年)、吉林キリスト教靑年会によってこの教堂は建てられた。カトリック教会は吉林市松花路3号にあり、吉林大橋北端の近くのカトリック教堂が1926年に落成され、松花江南岸の異国情緒があふれる建築である。教会の主体は三基の尖塔形の建物から構成され、真ん中の塔の頂点の高さは42メートル、教会の時計台で、毎週日曜日やキリスト教の祝日になると、教会の鐘が遠くまで響く。建築用の靑石は阿石哈达から採集してきたもので、それぞれを異なった規格の石柱、石座に加工され、さらにに模様、図案が彫刻されてある。壁は特製の青レンガで作った。堂内には16本の大きい円形石柱があり、高さは28メートル、直径0 . 5メートルである。24枚の聖母像が印刷してある窓ガラス、七尊の石膏像や5つの祭台がある。正祭壇は石切り工法で彫刻し、作られたものであった。この教会は外国伝教会のフランスパリカトリック教会の神父、ランロクヤ(蘭禄业)とコジャクシツ(古若瑟)により立てられたものであった。清光緒二十四年(戊戌1898年)に彼らは長春から吉林に来て宣教していた。光緒二十八年(壬寅1902年)この教堂の敷地を購入し、カトリック教堂の建設を準備し始めた。1917年から着工、10年間をかけて、民国十五年(丙寅1926年)に完成した。吉林市には相次いで三つのモスクが立てられた。雍正2年(甲辰の1724年)にはイスラム教の東モスクが建てられた。乾隆の28年(癸未の1763年)には、モスク西寺、乾隆は25年(庚辰1760年)には回教徒の集中居住する致和門外でモスク北寺が建てられた。1993年、致和門に立体交差橋を建てるため、スモーク北寺を北山東峰の麓に建て直した。致和門立体交差橋の西側に新しく建てられたスモークはアラブ風の建物で、清潔優雅、煌びやかで。いつもラマダン明け、犠牲祭り、マウリドの日にムスリムはここに来てお祈りをする。